25日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が読売ジャイアンツ原辰徳監督の采配を絶賛し、「優勝」を断言した。

■24日に優勝マジックが点灯

読売ジャイアンツは24日の横浜DeNAベイスターズ戦で、1点ビハインドの9回裏に同点に追いつく。そして延長11回に重信慎之介選手のヒットと盗塁でランナーを2塁に置き、代打に起用された石川慎吾選手のホームランサヨナラ勝ち。

これでベイスターズとは7ゲーム差となり、優勝マジック20が点灯。5年ぶりのセ・リーグ制覇に大きく近づいた。

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■原監督の采配を絶賛

この試合を見た張本勲氏は、

「巨人ね、どのゲームでも今大事なんですよ、もう30切ってるから。昨日の勝利は非常に大きいんじゃないでしょうか。それとね、采配。びっくりしましたね。

11回の裏ですよ、ノーアウト2塁よ、バントで送るんでしょう、外野フライで1点なんだから。それを打たせちゃうんだから」

とコメントする。そのうえで、

「誰もがやらないことをやるから、そして理にかなっているから。選手が付いてきますよ」

原辰徳監督の采配を絶賛した。

■100%ぐらい巨人優勝と断言

続けて張本氏はセントラル・リーグの順位表が書かれたフリップを見て、

「今日だね。20と出ましたけどね、今日はね、今永と山口だから、巨人と横浜が。もし横浜が負けるようになったら100%ぐらい巨人がもう、優勝だね」

と25日の読売ジャイアンツ横浜DeNAベイスターズ戦で、巨人が勝利した場合、そのまま優勝するのではないかという見方を示した。

■反応は賛否両論

巨人優勝をほぼ「断言」した張本氏に、視聴者からの反応は賛否両論だ。

■今後の展開に注目

25日現在2位広島とは6・5ゲーム差、3位DeNAとは7ゲーム差をつけて首位に立っている巨人。予断を許さない状況にも思えるが、張本氏は原監督の采配や残り試合数の関係から「ほぼ優勝」と感じている様子。そしてその解説に納得している人も多いようだ。

ちなみにしらべぇ編集部が全国10代~60代の張本勲氏を知っている人1,185名に同氏の野球解説について聞いた調査では、60代の5割が納得していることがわかっている。

説得力を感じている人がいる一方で、「褒めるとそのチームが失速する」という都市伝説も囁かれている張本氏。本当に巨人が優勝するのか、それとも広島とDeNAの逆転があるのか。今後の展開に注目したい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の張本勲氏を知っている人1,185名(有効回答数)

張本勲氏、巨人・原辰徳監督を絶賛 リーグ優勝を早くも断言