ローマは25日、セリエA開幕節でジェノアをホームに迎え、3-3で引き分けた。

昨季チャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したローマはシャフタールのフォンセカ監督を招へい。新戦力ではGKパウ・ロペスを起用した。

昨季残留争いに巻き込まれたジェノアに対し、[4-2-3-1]で臨んだローマは最前線にジェコ、2列目に右からジェンギズ、ザニオーロ、クライファートと並べた。

そのローマは開始4分にペッレグリーニのミドルシュートでゴールに迫ると、6分に先制する。右サイドでボールを受けたジェンギズがカットインからのドリブルシュートを叩き込んだ。

続く8分にもジェンギズが決定的なシュートを浴びせたローマだったが、16分に同点とされる。流れの中で上がっていたセンターバックのロメロにロングボールを頭で落とされ、ボックス中央のピナモンティに左足ボレーで蹴り込まれた。

1-1となって以降もローマが押し込む流れが続くと、30分に勝ち越す。ボックス左で仕掛けたジェコがカットインし、ゴール右隅にシュートを流し込んだ。さらに34分、CKの流れからフロレンツィのロングシュートが枠を捉えたが、GKの守備範囲に飛んだ。

すると40分、ボックス右に侵入してきたピナモンティをファン・ジェズスが倒してPKを献上。これをクリーシトに決められ、前半を2-2で終えた。

迎えた後半開始5分、ローマは直接FKを沈める。ゴール正面やや右で得たFKをコラロフが直接狙うと、バーの下に当たったシュートがわずかにゴールラインを超えて三度勝ち越した。

その後はリードしたローマが主導権を握る中、66分には新戦力のマンチーニを投入。ところが70分、三度追いつかれる。ジリオーネの正確な右クロスからクアメにダイビングヘッドを決められた。

またも追いつかれたローマパストーレを投入。しかし、終盤にかけてはチャンスを作れずに3-3で終了。守備のまずさを突かれ、痛いドロースタートとなった。

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