C大阪一筋11年目の丸橋、ペナルティーエリア手前右から直接FK弾を決めて先制

 セレッソ大阪は24日、J1リーグ第24節ジュビロ磐田戦で2-0と勝利した。チーム一筋11年目のDF丸橋祐介が鮮やかな直接FK弾で先制点を奪ったが、海外メディアは「魔法のFK」と絶賛している。

 前半18分、MF水沼宏太がペナルティーエリア手前右で獲得したFKをきっかけに試合が動く。磐田が5枚の壁を置くなか、丸橋は短い助走から左足を一閃。壁の左端上ギリギリを通過したボールは鋭く曲がり、ポスト横の絶妙のコースを突いてそのままゴールネットに突き刺さった。

 磐田の名手カミンスキーの懸命の横っ飛びも寄せ付けない完璧な一撃で、セレッソは幸先よく先制点を奪取した。米ポータルサイト「ヤフースポーツ」ドイツ版は「魔法のフリーキック」と題し、「丸橋は美しいFKで先制点を挙げた」と伝えている。

 C大阪は前半45分に水沼が追加点を奪い、2-0で磐田を下して2連勝。今後も丸橋の自慢の左足が火を噴くか、終盤戦に向けた巻き返しのポイントになるかもしれない。(Football ZONE web編集部)

直接FKを決めたC大阪DF丸橋【写真:Getty Images】