Image: WMUR

50年手付かずで記録もない!

1969年に重い蓋が閉じられたタイムカプセル。今年になって中の秘密を解き放とうと開いてみたのですが…これが不思議にも、そして笑っちゃうことに、空っぽだったことが判明しました。

この問題が、いまニューハンプシャー州のデリーという町を悩ませています。

図書館で発見

このカプセルを見つけたのは、デリーの公共図書館にいる従業員。数週間後にロンドンデリーで開催される、「300周年ナットフィールドオールド・ホーム・デイ」のイベント先駆けて中身がチェックされたのですが、この金庫にはまったく何にも収められていなかったのです。

現地の新聞ニューハンプシャー・ユニオン・リーダーによりますと、どうやら金庫の中に何を収めるはずだったのか、記録がない上、そもそも何もなかったのでは? という推測もあったりします。

情報がバラバラ

ABCと合併したWMURの報告では、図書館長のカーラ・ポターさんが「金庫には、デリーで生まれた宇宙飛行士、アランシェパードに関係するアイテムが入っていた可能性があります」という情報もある一方で、ユニオンリーダー紙に話したデリーの歴史家ポールリンダーマンさんの話だと、「町の役人へのインタヴューと、デリーの中を車でツアーした様子を撮ったフィルムリールが入っていた」という話も。

もし闇の中に消えてしまったアイテムが後者だとすれば、噂されている中身のコンテンツよりも「中身の消えた金庫」自体がエキサイティングな気がしちゃいます。

さすがに閉じられてから50年もの歳月が経った中で、様々な出来事が起こったでしょうし、そこで誰もが開けることも可能だったはずです。WMURいわく、ポターさんは「金庫の所在はかつて取り壊される前の市庁舎に保管されていた」と聞かされており、その後に図書館に移されたことを付け加えています。またリンダーマンさんは、ユニオンリーダー紙に対して「金庫は以前デリーにあるマクレガー公園に埋められていたもので、最近になって図書館の調査室に閉じられたまま保管されるようになった」と話しているのです。

話がてんでバラバラですが、ユニオンリーダー紙はこう書いています。

リンダーマンさんは、1989年から1990年図書館を建設している間にカプセルが撤去されたのではないか? と睨んでいます。しかし金庫の状態を見るに、それが埋められていたのかはハッキリしません

暗証番号は裏に貼られていた

いずれにしても、中に財宝が眠っていようがいまいが中身にアクセス出来るのは天才的な大泥棒である必要もなく、また最新鋭のスマート金庫破りデバイスも不要なのです。だってポターさんいわく、暗証番号のコンビネーション金庫の裏側に貼り付けられていたというんですから。金庫の前に立っても、裏側を見れば誰でも開けられてしまうワケです。

ポターさんは、WMURにこう話しています。

どの時点でも誰かが開けることは出来ました。私たちは、始めから空っぽだったんじゃないか? なんてことも考えています。まぁ何もわかりませんけどね

どの話も信憑性がある気がしますが、WMURの映像では金庫の奥に灰色の砂埃が溜まっているのが映っていました。これが何かの手掛かりになったり、しないんでしょうかね?

Source: New Hampshire Union Leader, YouTube via WMUR