2019年8月21日、環球時報は、独「Manager magazine」の記事を引用し、ブランド品が中国市場へ進出する際に行うべき3つのことについて紹介する記事を掲載した。
記事は、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)が昨年、中国人モデルが箸を使ってスパゲティーやピザを食べる広告を出し、多くの中国人の怒りを買ったことを紹介。その後、創業者が謝罪を表明した時には「時すでに遅し」だったと伝えた。そして「西洋の多くの企業がこの件から教訓を得ておらず、先週もヴェルサーチ、ジバンシィ、コーチが過ちを犯した。これらの企業が現在の香港の政治的局面に敏感でなかったことは明らかだ」と論じた。
その上で、中国市場で長期的に成功していくために必要な3つのことについて紹介。その1つが「文化に対する従業員の感度を高めること」だという。記事は、「グローバル化している世界、とりわけ中国で、文化に対する敏感さは極めて重要だ」と分析した。
記事は「ぜいたく品市場の4割を中国が占めている」と述べ、「中国人は『真剣に向き合ってもらっていない」と感じると明確な反応を示す』と指摘。そして、「西洋企業は本社と中国エリアに適切な人員を配置し、中国のチームにはより多くの自主権を与え、中国人消費者の反感を買うような製品の発見、阻止ができるようにすべきだ」と論じた。
2つ目は「ブランドイメージに最大の注意を向けること」。記事によると、多くのブランドは中国でのイメージがあまり良くなく、これらのブランドの中国市場における定義は不明確という。中国人消費者の多くが、「まずブランドに注目し、それから商品に注目する」傾向にあるが、D&Gやヴェルサーチはわずか数時間でブランド価値を破壊してしまったと記事は指摘した。
3つ目は「中国人消費者に対する理解を深めること」。記事は、「西洋の経営者は中国人消費者が本当に求めているものに対する知識が少なく、時間を取って中国について真剣に考えておらず、中国人に受け入れられない概念を押し付けようとさえしている」と分析。「ドイツのあるCEOは、中国人1月1日に新年を祝わないことが理解できず、春節旧正月)前に中国での市場調査を試みた。中国の経営者との面会を希望したが、結果は言うまでもない」と散々たる結果であったと伝え、中国人に関する理解を深めることの重要性を強調した。(翻訳・編集/山中)

21日、環球時報は、独「Manager magazine」の記事を引用し、ブランド品が中国市場へ進出する際に行うべき3つのことについて紹介する記事を掲載した。資料写真。