あおり運転をした大阪府松原市の僧侶が暴行容疑で書類送検されました。堺市で急ブレーキを繰り返す、あおり運転をしたうえ、信号で停止した際に法衣(ほうえ)を着たまま、後ろの車の運転手の胸ぐらをつかんだ疑いです。事件は今年の1月でしたから、あおり運転と暴行で指名手配された宮崎文夫容疑者の逮捕の影響もあるのでしょうか。

傍若無人に振る舞う僧侶は最近増えているようです。6月20日には、京都市祇園の路上で飲食店従業員の胸を揉んだり、胸元に手を入れようとしたりした三千院の僧侶が京都府警逮捕されています。

反社会勢力グループよりも、下品な遊び方をするスキンヘッド集団が来店して怖かったです。僧侶でした。不良坊主は一掃してほしいです」(東京都港区六本木の高級クラブホステス)

どうやら氷山の一角のようですね。そもそも、差別意識を日常から持っていて、檀家さんに高圧的に出たり、職員へのパワハラをしたりする僧侶も少なくないようです。昨年3月には、長野県善光寺の貫主が職員への差別的発言やセクハラで解任されたことも報じられていました。

「税金を払わない特権階級の立場に胡座をかいて、ブラック企業顔負けの僧侶は少なくありません。敷地内でマンション経営をして、高齢者を最低時給以下で雇って、雑務をおしつけているような僧侶もいます。有名タレントも住んでいた閑静な高級マンションの管理人の時給が700円台ですからね」(法律事務所関係者)

人を助けるのが宗教というイメージに騙されていたのでしょうか。さらに、反社会勢力と組んで副業に精を出す僧侶までいるので呆れたものです。

参考記事:2040年までに33%の「お寺」が消滅する? あなたにとって全く無関係ではない迷惑な話 | TABLO

テレビ朝日の近くの寺院が飲食店に土地建物を貸しているのですが、飲食店の駐車場と寺の私有地の境目を曖昧にしているのです。親しいアーティストの打ち上げの後、駐車場に行くとコワモテの男性五人がクルマの周りでゴルフの素振りしてるのです。五万円のペナルティを支払わなければ出庫させないというので困りました。アーティストの事務所の社長が皆の分を払ってくれたのが不幸中の幸いでした。駐車場のクルマを脅すだけで数十万円の売上が立つ仕組みのようです。近隣の警察とも話がついていて、民事不介入でとりあってもくれませんでした」(音楽事務所関係者)

僧侶の悪事の氷山の一角に過ぎませんが、こんな輩に特権を与えるような制度は見直す時期に来ているのではないでしょうか。(文◎安倍しんのすけ

あわせて読む:銘菓「博多の女(ひと)」を“あの団体”が丸パクリ!? 調べてみて分かった驚きの事実!|Mr.tsubaking連載 | TABLO

カーーッツ!(写真はイメージです)