バルセロナのU-19チームに所属するFWアンス・ファティが、25日に行われたリーガエスパニョーラ第2節のレアル・ベティス戦でデビュー。クラブ史上2番目の若さでのリーグ戦デビューとなった。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやウルグアイ代表FWルイス・スアレスらをケガで欠くバルセロナは、緊急事態に陥り、若手選手を招集。ファティは、78分からカルレス・ペレスに代わってピッチに立った。
ファティは、16歳9カ月25日でのリーガエスパニョーラデビュー。これが自身にとってのトップチームデビュー戦でもあった。
バルセロナで最も若くリーガデビューを果たしているのは、スペイン人DFビセンテ・マルティネス。1941年10月19日に行われたレアル・マドリーとのクラシコでデビュー。16歳9カ月7日でデビューしており、ファティは18日遅れとなった。
なお、バルセロナの最年少出場記録は、1902年11月30日に行われたマカヤ・カップのヒスパニア戦のこと。およそ117年前の出来事であり、記録を持つアルベルト・アルマスケは、13歳11カ月6日でデビューしていた。なお、バルセロナは2-0で勝利している。
ファティは、ギニア・ビサウ出身で、バルセロナのU-17チームへと加入。2017年7月にU-18チーム、2018年7月にU-19チームへと昇格していた。
2018-19シーズンはUEFAユースリーグにも出場。準々決勝のリヨン戦で1ゴール、準決勝のチェルシー戦で2ゴールを記録するなど、9試合で4ゴール3アシストを記録していた。
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