リーガ・エスパニョーラ第2節のベティス戦において、バルセロナに所属するギニアビサウ人FWアンス・ファティがクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを果たした。25日に、スペインのスポーツ紙『アス』が報じている。

 現在は、バルセロナの下部カテゴリーであるフベニールAでプレーしているファティ。弱冠16歳ながら煌めく才能を発揮しており、今週はリオネル・メッシをはじめとする複数の主力選手がケガで不在となっているトップチームの練習に参加していた。そして、ベティス戦の78分にカルレス・ペレスとの交代でピッチに登場。本拠地『カンプ・ノウ』のサポーターから大きな拍手を受けた。

 クラブ史上最年少デビューは、1941-42シーズンにマルティネス・アルマ氏が記録した16歳260日だが、ファティは16歳298日でのトップチームデビューとなった。多くの重圧がかかるバルセロナで、ファティは大輪の花を咲かすことができるのだろうか。

バルセロナでトップチームデビューを果たしたファティ [写真]=Getty Images