英王室ダイアナ妃がパリで事故死してまもなく22年になる。今年はヘンリー王子が初めて妻メーガン妃と愛息アーチーくんを連れ、母の眠るノーサンプトンシャー州オルソープのお墓を訪れる予定のようだ。英各紙が報じた。

1997年8月31日執拗なメディアの追跡から逃れようとしパリの路上で交通事故による不慮の死を遂げた英王室ダイアナ妃。36歳という若さでこの世を去った妃の22回目の命日が、まもなく訪れようとしている。

『Express』などによれば、31日の命日にはヘンリー王子が妻メーガン妃と今年5月に誕生したアーチーくんを連れて、ノーサンプトンシャー州オルソープお墓参りに出かける予定という。毎年ダイアナ妃の誕生日7月1日と、命日にあたる8月31日の2回は必ず母のお墓を訪れていたウィリアム王子とヘンリー王子兄弟だが、没後20年の2017年を最後に兄弟の足は遠のいていたもよう。ヘンリー王子にとっては今年が2年ぶりの、またメーガン妃とアーチーくんにとっては初めてのお墓参りになるそうだ。

ヘンリー王子はダイアナ妃の死後も、スペンサー家と深く関わってきている。7月に行われたアーチーくんの洗礼式では、ゴッドマザー最有力候補として名が挙がったダイアナ妃の2人の姉、レディージェーン・フェローズレディーセーラ・マッコーコデールが集合写真に参加して話題を集めた。また王子は、昨年5月のロイヤルウェディングにもスペンサー家の面々を招待していた。

メーガン妃ダイアナ妃の墓を訪れるのは今年の命日が初めてということに人々は驚きを隠せないようだが、ヘンリー王子はこれまで母とメーガン妃の絆について度々言及してきている。婚約指輪にはダイアナ妃が所有していたダイアモンドを使用、また婚約発表時には、

「(メーガン妃との婚約に)母はおそらく大喜びしてくれたことでしょう。」

「メーガンとはベストフレンドになっていたと思います。」

と語っていた。

今年5月の母の日には、ダイアナ妃が大好きだった忘れな草の花をバックに生後数日のアーチーくんの小さな足の画像を公開、また今月に入ってからは公式Instagramで「見返りを期待することなく、常に周りに優しく接しましょう。きっといつか誰かがあなたに同じことをしてくれるでしょう」と母の言葉を紹介していた。

ダイアナ妃が主にティーンエイジャー時代を過ごしたスペンサー家オルソープ邸には、妃が生きた36年間を象徴し36本のオークの木が植えられているという。来年9月の誕生日には亡き母の享年に追いつくヘンリー王子、愛する妻メーガン妃と息子アーチーくんを連れて2年ぶりに訪れる母のお墓の前で何を思うのだろうか。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年7月6日付Instagram「This morning, The Duke and Duchess of Sussex’s son, Archie Harrison Mountbatten-Windsor was christened in the Private Chapel at Windsor Castle at an intimate service officiated by the Archbishop of Canterbury, Justin Welby.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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