今月12日に現役引退を発表した元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデル(35)だが、その引退発表から2週間後の同選手の体型の変化に多くのフットボールファンが困惑しているようだ。スペインマルカ』が伝えている。

昨シーズン限りでアル・ガラファを退団したスナイデルは今月12日、現役引退及び生まれ故郷のクラブ、ユトレヒトの経営に携わることを発表した。

そのスナイデルは24日に行われたオランダ代表OBと、オランダのアマチュアクラブのDHSCとのチャリティーマッチで、2週間前の現役引退発表後初めて公の場に姿を現した。

オランダ国内で久々にスナイデルの雄姿を拝めるとあって地元フットボールファンが同試合に注目した中、オランダ代表の背番号10を背負った同選手の姿を見た多くのファンがあまりの体型の変貌ぶりに困惑した。

現役時代は決して筋骨隆々な体型ではなかったものの、フットボーラーらしい体型をしていたスナイデルだが、そのチャリティーマッチでは完全にポッコリしている胴回りを含め、多くのチャリティーマッチで見受けられる50歳過ぎの“おじさんレジェンド”のような姿になってしまっていた。

また、別の動画ではジーンズに白シャツというプライベートのスナイデルの様子も映されていたが、明らかにお腹周りが窮屈そうで椅子に座る際には“ドシン”という効果音が聞こえてきそうな緩慢な動きぶりが目立っていた。

SNS上ではあまりに急激に変貌したスナイデルの姿にショックを受けるコメントが目立った一方、これまでプロフットボーラーとして20年近くに渡って厳しい食事制限を行ってきた同選手への労いの気持ちから、しばらく好きに食べさせてあげようとのコメントも挙がっていた。

アヤックスでキャリアをスタートさせたスナイデルは、2007年にレアル・マドリーへ移籍。移籍初年度にリーガエスパニョーラ優勝に貢献すると、2009年にインテルへ移籍。インテルでは2009-10シーズンにイタリア史上初の3冠(チャンピオンズリーグセリエAコッパ・イタリア優勝)獲得に貢献していた。

その後はガラタサライ、ニースと移籍し、2018年1月からアル・ガラファでプレーしていた。

オランダ代表としては歴代最多の134試合に出場。2010年南アフリカワールドカップ(W杯)で準優勝、2014年ブラジルW杯で3位に輝いていた。

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