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ヘアメイクアーティスト兼タレントのIKKO(57)が、8月25日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)に生出演。番組内で放送された自身の半生を振り返る映像と、その後の会場内での演出のギャップがネット上で大きな反響を呼んでいる。

今年の『24時間テレビ』のテーマは“人と人”。それにちなんでVTRではIKKOが「女性の心を持った内気な少年」から「トップヘアメイクアーティスト」に上り詰めるきっかけを作った恩人でもある、就職先のサロンのフロアマネージャー・澤飯公子さんとの出会いを紹介した。

IKKOのことを本名の「一幸(かずゆき)」ではなく“イッコー”と名付け、性別の垣根を超えたキャラクターとして受け入れてくれた澤飯さん。番組共演者には必ず直筆の手紙を添えて差し入れを手渡すことで有名な、IKKO。その“礼節を重んじる人柄”の基礎を教え込んだエピソードが紹介され、VTRを見たIKKO自身が涙ぐむシーンもあった。

これにはネット上でも多数の反響があり、ツイッターで“IKKO”がトレンドにランクイン。

《朝から24時間テレビ見てIKKOの人生VTR見て号泣》
《たまたま24時間テレビIKKOさんの感動秘話見たけど、すごく心に染みた…》
IKKOさん、やはりいい方だった~ 朝から大泣きだー! どんだけーーー!! 自分を理解してくれる人との出会いって、ホントに大切なんだな》

しかしその後、番組は意外な方向に進んでいく。IKKOが自身の大好きな曲である「古い日記」を歌いながら、イリュージョンに挑戦するという急展開に。出演者も困惑する状況の中、イリュージョンではIKKO本人が自身のものまねをするチョコレートプラネット松尾駿(37)へと早変わり。その後は二人でものまね番組さながらの“ダブルIKKO”を披露し、会場内は感動から一変大きな笑いに包まれた。

この“笑い”での締め方にも、ネット上では意外な声が――。

《朝からIKKOさんがノリノリで笑える。チョコプラ出てくると思ったら出てきたww》
IKKOさんのものすごく真面目な話をした後に笑わせることをして空気を和らげてくれるところって素敵だよね。そういうとこ好き。見習いたい》
《うわー、チョコプラ松尾くんのお着物、ステキね。 きっと、IKKOさんがあげたんじゃないかなー、なーんて》

以前、雑誌のインタビューで「チョコプラ松尾ちゃんには感謝しかないの」と自身を姉と慕いリスペクトする松尾への恩義を語ったIKKO。自身のものまねをする芸人とのコラボで周りの笑いを取り番組を盛り上げる、IKKOの“人を大事にする“人間性”に改めて称賛の声が上がっていた。