夏休み中は、子どもが宿題の『自由工作』に、取り組む機会があります。

消費者庁の公式ツイッターアカウント『消費者庁 子どもを事故から守る!』(@caa_kodomo)は、「工作に使うカッターや接着剤による事故に注意!」という内容を投稿。注意喚起を行っています。

宿題中に起こりがちな『ケガ』に注意

兄弟・姉妹のいる家庭の場合、上の子の宿題を見ていて、下の子への注意が十分に行き届かず、事故につながってしまうケースがあります。小さな子どもが工作に使う道具に近づかないように注意しましょう。

また、使った道具はきちんと片付け、子どもの手の届かないところに保管することが大切ですね。

消費者庁では、以下のような事故の事例が医療機関から寄せられたそうです。

・姉が自宅で工作をするため、ペン立てをテーブルの上に置いていた。そこから下の子がカッターを手に取り、刃を出して左手を切った。傷は深く6針縫うけが。(2歳)

・子どもが工作をしていたところ、ボンドの付いた手が下の子の左眼に当たってしまった。まぶたに付いたボンドは取れたが、目の中が痛いと訴えた。(6歳)

消費者庁:Vol.465 工作に使うカッターや接着剤による事故に注意! ーより引用

消費者庁は万が一、子どもが接着剤を誤飲したり目に入れてしまったりした場合、その製品を持って医療機関を受診することをすすめています。製品の成分表示が医師の判断の助けとなる場合があるそうです。

外出中の事故には気を付けていても、家の中だと安心してつい気が緩んでしまうことも…。

楽しい夏休みを最後まで安全に過ごせるよう、工作中のケガには十分に気を付けたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@caa_kodomo消費者庁
※写真はイメージ