セリエA第1節が25日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは敵地でヴェローナと対戦。1-1で引き分けた。試合後、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が選手採点を発表した。

 同紙はフル出場の冨安に“選手の中では”チーム最高評価となる「6.5」をつけ、「トミヤスを見たいと好奇心を抱いていたか? では、お伝えしよう。アグレッシブで、クリーンであり、光り輝き、懸命にプレーしていた。嬉しい知らせだ」と賛辞を送った。

 その冨安を唯一、上回ったのがボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督だ。急性白血病の闘病中であるにもかかわらず開幕戦でベンチ入りをした指揮官に、『ガゼッタ』は「7」の最高評価を与え、「指揮した勇気を称えての評価。それ以外のすべてのことは、後回しに。勝利できなかったのは残念でならない」と記した。

 次節、ボローニャは30日にホームでSPALと対戦する。

セリエAデビューを飾った冨安 [写真]=Getty Images