マンチェスター・ユナイテッドが人種差別の被害に晒され続ける所属選手の状況を受け、『フェイスブック』社とも話し合うという。イギリスガーディアン』が報じた。

PK失敗者に対して、SNS上で人種差別的な侮辱行為が相次ぐイングランドフットボール界。ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードも24日に行われたプレミアリーグ第3節のクリスタル・パレス戦でのPK失敗を受けて、チームメイトのフランス代表MFポール・ポグバに続く標的となり、差別被害に遭った。

ポグバを襲った差別を受けた段階で遺憾の意を表明しているユナイテッドは、すでに『ツイッター』社との話し合いを決めているが、その間にチーム内からさらなる被害者が出たことで議論の輪を広げる必要性を感じて、新たに『フェイスブック』社との会談も求めたという。

なお、ポグバやラッシュフォードのほかに、チェルシーに所属するイングランド代表FWタミー・エイブラハムや、レディングのコートジボワール代表FWヤコウ・メイテも差別被害を受けたことがわかっている。

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