有吉弘行

夏の風物詩となっている、日本テレビ『24時間テレビ』が24・25日放送。番組恒例のチャリティマラソンは今回は駅伝形式で行われ、水卜麻美アナらの頑張りに感動の声が殺到している。

そんななか、25日放送『有吉弘行SUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)では有吉弘行が同話題に触れ、「酷暑でのマラソン」への苦言を呈した。

◼有吉「暑いから心配」

同番組放送時、最後のランナー・いとうあさこのゴールインを受けて、有吉らはチャリティマラソンについて触れていく。

有吉は「こんだけ暑いから心配は心配」と連日猛暑が続くなかでのマラソンに不安を漏らす。昨今の気温の上昇により熱中症などのリスクが高まっているからこそ、「今後は特別な意味がないとき以外はやらなくてもよくなってくるかもね」と推測した。

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◼過ごしやすい季節では?

24時間テレビ』恒例の通し企画となっているマラソンだが、今後は「暑さ対策の出来る別のもの」を考えるべきだと有吉は強調する。

しかしその反面、「暑いなかで走る」という行為そのものが、「状況や努力がわかりやすい」ため、視聴者が応援したくなる点も指摘。

「一番過ごしやすい春の、空調設備が整ったいい環境のところでっていうのは(感動を呼ぶのは)なかなか難しい」と夏の炎天下ならではの感動ドラマだと熱弁し、過酷さがわかりやすいマラソンに代わる通し企画が難しいと語った。

◼ネットからも危険視する声

毎年のように「今年は暑い」と叫ばれ、年々、猛暑日が長くなっているようにさえ感じるなか、炎天下でのマラソンは自殺行為と言えよう。

実際、今年のチャリティマラソンに対して否定的な声は少なくなかった。

◼2割が「熱中症経験あり」

以前、しらベぇ編集部で全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施したところ、全体の19.9%が「熱中症の経験者」と判明した。

熱中症

多くのメディアでは、ウォーキングやジョギングの際、あえて日中の暑い時間を避けるなど指導している。『24時間テレビ』はそれと真逆の行為を恒例としてしまったのだ。

走者だけでなく、スタッフや沿道で応援する人々にとっても危険な酷暑でのマラソン。有吉の主張通り、代替案を模索すべき時期なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)

有吉弘行、酷暑の『24時間』マラソンを危険視 ネットでも「もうやめたほうが…」