昨年12月に発生したNGT48の元メンバー・山口真帆に対する暴行事件。自宅マンションに帰宅した山口が待ち伏せしていた男に頭を掴まれるなど被害を受けた上、別のNGTメンバーと実行犯の“癒着”が報じられた同事件は、芸能界の枠を超えて日本社会に衝撃を与えた。
そんな「山口真帆暴行事件」に大きな動きが。8月27日、ネットメディア「文春オンライン」にて「《音声公開》『犯人が繋がっていたのは山口真帆』AKS吉成夏子社長が暴露したNGT暴行事件の内幕」と題した記事が「週刊文春」編集部名義で公開されたのだ。
運営会社「AKS」のトップである吉成夏子社長が、NGT48メンバーの保護者に対する説明会を行った際の音声データで構成された同記事。
吉成社長が事件の被疑者と接触した際に「僕はもともと繋がっていたのは山口さんです」と聞いたという衝撃的な証言を紹介している。
同事件に関するこれまでの報道を根底から覆しかねない今回の記事だが――
一方的な主張を並べるだけの説得力に欠ける内容
「これだけで『山口が犯人と繋がっていた』と納得できる読者がどれだけいるでしょうか」と語るのは彼女のファンを自認する音楽レーベル関係者。
「結局のところ吉成社長が語った『被疑者から聞いた話』と『吉成社長の認識』を紹介するだけ。有料分の記事も読みましたが、一方的な主張を並べるだけの説得力に欠ける内容でしたね」
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「『文春による山口真帆への営業妨害』としか思えない」
同関係者は「記事を出すタイミングが非常に悪質ですよ」と憤りを隠さない。
「記事が出た数時間後の27日夜に彼女はTOKYO FMの『Skyrocket Company』で独立後初のメディア生出演を控えていた。番組で山口は『黒幕報道』のショックを見せずに気丈に振る舞っていましたが、率直に言って『文春による山口真帆への営業妨害』としか思えません」
さらに「これほどまで“山口真帆叩き”に勤しむ報道スタンスを見ていると、文春の『本当の意図』について問いただしたくなりますね」と同関係者。
「本当の意図」とは。
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「文春は“やましさ”から山口バッシングを続けているのでは」
「一連の事件に関する『責任逃れ』の意図ですよ。元々、文春はAKBグループ全体のファンと接触していて、メンバーのスキャンダルを聞き出す謝礼として『情報提供料』を払っていたのは有名な話です。山口を襲撃したグループにも『文春マネー』が渡っているとも指摘されている。このように文春は山口真帆暴行事件を引き起こす土台を作ってしまった“やましさ”から、彼女に対するバッシングを続けていると見るのが妥当ではないでしょうか」
バッシングをものともしない山口の大活躍を祈りたい。
(川本みゆき)
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