世界中で社会現象を巻き起こすヒットを記録した「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの原作者、J・R・R・トールキンの前半生を映画化した『トールキン 旅のはじまり』がいよいよ明後日、8月30日(金)に公開される。このたび、J・R・R・トールキン役のニコラス・ホルトが講師となり、英国式アフタヌーンティーのマナーをレクチャーする特別映像が到着した。

【写真を見る】ニコラス・ホルトやトム・グリン=カーニーら英国の注目若手キャスト陣が集結!

イギリスの田園で母と弟とともに暮らすトールキンは、母の急死によって12歳にして無一文の孤児となってしまう。トールキンの身を案じた母の友人であるモーガン神父が後見人となったことで、名門キング・エドワード校に進学することになったトールキンは、そこではじめて心許せる3人の野心あふれる友人たちと出会い、やがて運命の女性であるエディスと出会うことになる。しかし、世界大戦のぼっ発により大切な仲たちとの絆が奪われていくことになる…。

ホルト演じるトールキンのミューズとなるエディス役に『あと1センチの恋』(14)のリリーコリンズ、監督には『トム・オブ・フィンランド』(公開中)を手掛けたドメ・カルコスキといった新進気鋭のキャストとスタッフが本作に集結している。

到着した特別映像ではトールキン役のホルトが講師となり英国式アフタヌーンティーのマナーをレクチャーする様子が展開される。トールキンとともに“芸術の力で世界を変えよう”と誓い合い、毎日お茶を飲みながらあらゆることを議論する秘密クラブのT.C.B.S(Tea Club and Barrovian Society)を立ち上げる仲間たちとして出演するアンソニー・ボイル、パトリックギブソン、トム・グリン=カーニーといった英国で最注目の若手俳優たちが受講生となり、スコーンやサンドイッチを前にティーに関する質問を議論していく。お茶の注ぎ方から、ミルクを入れるタイミング、はてはスコットランド発祥のお菓子であるスコーンの正しい発音方法に至るまで、様々なお茶に関する議論を和やかに、そして微笑ましく語り合う様子はT.C.B.Sの活動そのもの。トールキンが過ごした穏やかな学生時代を追体験することができる映像となっている。

魔法使いホビットドラゴン、そして神話上の生き物たちが行き交う胸躍る世界は、いったいどんな想像力から創りだされたのか。その起源となるトールキンが過ごした激動の人生に迫る本作に、はやくお目にかかりたい!(Movie Walker・文/編集部)

英国式アフタヌーンティーへのこだわりをキャスト陣が語り合う特別映像が公開