キヤノンは、同社のミラーレスカメラ「EOS M6」の後継機種として「EOS M6 Mark II」を2019年月9月下旬に発売する。色はシルバーとブラックの2色、希望小売価格はオープン、ラインナップと同社オンラインショップの販売予定価格は以下の通り。

  • EOS M6 Mark IIボディー単体:税別115,000円
  • EOS M6 Mark II・EF-M18-150 IS STMレンズキット:税別157,500円
  • EOS M6 Mark II・ダブルズームキット:税別152,500円
  • EOS M6 Mark II・EF-M18-150 IS STMレンズEVFキット:税別172,500円
  • EOS M6 Mark II・ダブルズームEVFキット:税別167,500円

EOS M6 Mark IIは、EOS M6の上位機種で、デュアルピクセルCMOS AFを採用。従来の高速連続撮影に加え、EOSシリーズ初となる「高速連続撮影+」を搭載し、最高約14コマの連続撮影が可能。連続撮影中もブラックアウトしないので、不規則な動きをする被写体も画面でとらえ続けられる。また、「RAWバーストモード」を搭載。AF追従で最高約30コマ/秒で撮影できる。「プリ撮影」を「入」にすればシャッターボタンから最大訳0.5秒前からの記録が可能。

また、最高1/16000秒の電子シャッターと、メカ(先幕/後幕)シャッターの切り替えが可能。手ブレ防止に効果があるほか、被写体の一瞬の動きを撮影できるほか、明るい場所でもより絞りを開いて撮影することができる。

また、静止画だけでなく、動画でもサーボAFでの瞳AFが設定可能になり、検出した顔の瞳に自動でフォーカスし続けることができる。

映像エンジンDIGIC 8とAPS-C CMOSセンサーを搭載、有効画素数約3250万画素とハイエンド機に迫る。常用ISOは100-25600(ISO 51200)を実現。

4K30p動画の撮影が可能。クロップしない画角で撮影できるので、レンズ性能を生かした広い画角で映像を撮影することができる。また、フルHDで120p/100pのハイフレームレート動画撮影も可能となっている。

EOS M6 Mark IIにEVF-DC2を装着した状態

また、EOS M6同様に光軸上に設置可能なファインダー「EVF-DC2」にも対応している。外付けEVF装着時には、ファインダーをのぞきながらタッチパネルでAF枠を指定できる「タッチアンドドラッグAF」が可能。

Wi-Fiに加え、Bluetooth接続に対応。カメラとペアリングを行ったスマートフォンなどの携帯端末とBluetoothで自動的に接続可能。ペアリング後は、アプリ上で機能を選択するだけで最適な接続方法で連携する。

また、カメラからスマートデバイスへ画像を転送する方法は2つあり、選択した画像のみを取り込む従来の方法に加え、撮影と同時に画像送信することが可能。撮影画像をスマートデバイスのカメラロールで一括管理したいユーザーには特に便利な機能となっている。

キヤノン、APS-Cミラーレスカメラ「EOS M6 Mark II」を発売。高速連続撮影約14コマ/秒、AF追従対応の瞳AF搭載