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Tero Vesalainen/shutterstock

 見知らぬ人にメッセージを誤送信してしまったことがきっかけで、毎年感謝祭を一緒に過ごす縁ができたおばあさんと青年の話を覚えているだろうか。

 顔も見えない、まして知らない相手にメッセージを誤って送ってしまった場合、おそらくほとんどは無視されることだろう。しかしアメリカでは2016年に、メッセージの誤送信がきっかけで、素敵なサプライズが起こっていた。

 ジョージア州で出産を控えている義理娘の経過報告をグループメッセージしていた義母は、フロリダ州の見知らぬ男性に誤送信してしまった。ところが、その男性が祝福に病院を訪れたのだ。

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きっかけはメッセージの誤送信。何かの縁と一緒に感謝祭を祝ったおばあさんと見知らぬ青年、今年も一緒に祝っていた。

見知らぬ相手から赤ちゃん誕生のメッセージ

 2016年6月19日の朝、フロリダ州タラハシーに住むデニス・ウィリアムズさん(当時21歳)は、次のようなショートメッセージを電話で受け取った。

今、病院よ。今日中には赤ちゃんが生まれるわ!

 一目見て、相手がメッセージを誤送信したことに気付いたデニスさんだったが、そのまま無視することなく返信。

おめでとう。でも、番号を間違えて送っていると思うよ。

 しかし、相手はまだ気づかず、次に送られてきたのは生まれた赤ちゃんの写真と体重だった。

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 デニスさんは、ここで驚くべき返信をした。
えっと…あなたのこと知らないんだけども、赤ちゃんとの記念写真のために、そちらにお祝いの品を持って行くよ。病院の部屋は何号室?

 グループメッセージ内での返信だったため、このメッセージを見た他のメンバーは、「来て、来て。130号室よ」と返信。

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 この時点でも、デニスさんにメッセージを送信した相手は、ミスに気付いていなかった。

病院へ祝福に駆け付けたデニスさんに、一家驚く

 この日、赤ちゃんを出産したのは、ジョージア州カイロに住むリンゼイさん(当時26歳)だ。

 リンゼイさんの夫マークさん(当時27歳)の母親テレサさんは、義娘の出産状況の報告を身内や友人たちにグループメッセージで更新しており、その中にどういうわけかデニスさんの番号が入っていたのだ。

 メッセージを受け取ったデニスさんは、フロリダ州から兄デオリックさんと一緒にリンゼイさんが入院するジョージアベインブリッジの病院へと、出産祝いのギフトを持って駆け付けた。

 マークさんとリンゼイさんは、母親の単なる誤送信の相手がわざわざ出産祝いに病院まで来てくれたことに、当然驚いた。

知らない誰かのために祝福してくれた親切に感謝

 いったいなぜ、グループメッセージの送信でこのようなことが起こったのか。

 マークさんによると、テレサさんはマークさんのいとこの古い電話番号を登録していて、それを含めてグループ送信をしたという。

 しかし、いとこは新しい電話番号になっていた。そのため、いとこの古い番号を自分の電話番号として使っていたデニスさんにメッセージが届いたのだろうと、マークさんは推測している。

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 マークさんは、「普通なら、全く見ず知らずの人を病室に呼ぶことなんてしないので、この出来事には驚かされましたが、彼らの親切な行為には感激しました」と語る一方、テレサさんも後日のフェイスブックで、「知らない誰かのために祝ってくれて本当にありがとう」と、デニスさんへの感謝の気持ちを綴っている。

References:UNILADなど / written by Scarlet / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52278638.html
 

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