IoT向け通信サービスを提供するソラコム(玉川憲社長)は7月2日、同社のパートナーエコシステムSORACOM パートナースペースSPS)」に認定済みパートナーとしてフジクラやエコモットなど計9社を追加したほか、同社が東京センチュリー、ビープラッツとともに提供しているIoTサブスクリプションサービスラットフォーム「IoT SELECTION connected with SORACOM」に七つの新たなサービスを登録した。

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 通信だけでなく、デバイスアプリケーションなど、複数のアセットを用意する必要があるIoT。同社では、パートナーエコシステムを構築することでこれらをカバーしてきた。二神敬輔・アライアンスマネージャーは「ソラコムとの1対1の関係ではなく、パートナー同士が互いに補完しあっていく関係を大切にしている。ベンダー同士が協力しながら、さまざまなプロジェクトをスピーディーに回していける環境を用意している」と強調する。2018年の事例では、全体の約6割がSPSパートナーによる導入事例だったといい、SPS内での活動が年々盛んになっているという。

 また、SPSで生まれたサービスをより多くのエンドユーザーに届ける仕組みとして、IoTソリューションを月額課金のパッケージで提供するIoT SELECTION connected with SORACOMを3月に正式リリース。現在は、13のソリューションをラインアップしている。全てのソリューションを導入事例があるものから選出しており、「実際に効果があるものを月額のパッケージで使うことができる」(二神マネージャー)という。パートナーがマネタイズする道筋を明確にしつつ、必要なアセットや費用対効果が見えづらいというIoTの課題を解消するのが狙いだ。

 今回のパートナーの追加で、SPSに所属する認定パートナー110社以上になる。また、500社以上が申請パートナーとして連携しているという。二神マネージャーは「IoTで成功している企業は小さな案件でも積極的に取り組み、経験を重ねている。SPSにはそういったモチベーションの高い企業が、しっかりと稼いでいける仕組みがある。パートナーサービスや事例のプロモーションマッチングなどから多角的に支援していく」と強調した。(銭 君毅)