中島所属のポルトはヤングボーイズ、フェイエノールト、グラスゴーと同居
ヨーロッパの大きな舞台であるUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージの組み合わせ抽選会が現地時間30日に開催され、元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは、イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルと同組になった。
今季のELには多くの日本人選手が参戦する。ベルギーのヘントに所属するFW久保裕也のように長く欧州でキャリアを作りつつある選手に加え、今季からポルトガルの強豪ポルトに加入した日本代表MF中島翔哉や、オランダの名門PSVへの加入が発表された同MF堂安律なども楽しみな存在だ。
そうしたなかで、強豪相手のクジを引いたのは長谷部が所属するフランクフルトだった。昨季4強進出の実績はあるものの第2ポットに組み込まれたフランクフルトは、アーセナルと同じF組に入った。他にはベルギーのスタンダール・リエージュ、ポルトガルのヴィトーリアが組み込まれた。
また、第1ポットだった中島のポルトはG組でスイスのヤングボーイズ、オランダの名門フェイエノールト、スコットランドの名門グラスゴー・レンジャースとの組み合わせになった。
そして、第2ポットに入っていたPSVはD組でポルトガルのスポルティング・リスボン、ノルウェーから欧州カップ戦の常連になっているローゼンボリ、オーストリアのラスクと対戦する。同様に第2ポットだった久保のヘントは、I組でドイツのウォルフスブルク、フランスのサンテティエンヌといった主要リーグのクラブに加え、ウクライナのオレクサンドリアが組み込まれた。
FW西村拓真が所属するロシアの名門CSKAモスクワは、第1ポットに入りH組でブルガリアのルドゴレツ、スペインのエスパニョール、ハンガリーのフェレンクバロスと対戦。また、今季のELではクラブのネームバリューとしては最上位と言えるマンチェスター・ユナイテッドは、カザフスタンのアスタナ、FW浅野拓磨が移籍したセルビアのパルチザン、DF菅原由勢が加入したオランダのAZとの対戦が決まった。
昨季はチェルシーが制した今大会は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージで3位になったチームも途中で加わることになる。まずは決勝トーナメント進出に向けて、日本人選手たちの活躍に期待したいところだ。
浅野加入のパルチザン、菅原加入のAZはマンチェスター・ユナイテッドと同組に
ELグループステージの組み合わせは以下の通り。
A組
セビージャ(スペイン)
アポエル(キプロス)
カラバグ(アゼルバイジャン)
デュドランジュ(ルクセンブルク)
B組
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
コペンハーゲン(デンマーク)
マルメ(スウェーデン)
ルガーノ(スイス)
C組
バーゼル(スイス)
クラスノダール(ロシア)
ヘタフェ(スペイン)
トラブゾンスポル(トルコ)
D組
スポルティング(ポルトガル)
PSV(オランダ)
ローゼンボリ(ノルウェー)
ラスク(オーストリア)
E組
ラツィオ(イタリア)
セルティック(スコットランド)
レンヌ(フランス)
CFRクルジュ(ルーマニア)
F組
アーセナル(イングランド)
フランクフルト(ドイツ)
スタンダール・リエージュ(ベルギー)
ヴィトーリア(ポルトガル)
G組
ポルト(ポルトガル)
ヤングボーイズ(スイス)
フェイエノールト(オランダ)
グラスゴー・レンジャース(スコットランド)
H組
CSKAモスクワ(ロシア)
ルドゴレツ(ブルガリア)
エスパニョール(スペイン)
フェレンクバロス(ハンガリー)
I組
ヴォルフスブルク(ドイツ)
ヘント(ベルギー)
サンテティエンヌ(フランス)
オレクサンドリア(ウクライナ)
J組
ローマ(イタリア)
ボルシアMG(ドイツ)
バシャクシェヒル(トルコ)
ヴォルフスベルク(オーストリア)
K組
ベジクタシュ(トルコ)
ブラガ(ポルトガル)
ウルバーハンプトン(イングランド)
スロバン・ブラチスラバ(スロバキア)
L組
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
アスタナ(カザフスタン)
パルチザン(セルビア)
AZ(オランダ)(Football ZONE web編集部)
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