[記事提供:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]

 ある程度、試合を重ねていく中で自分の立ち位置が見えてくる時期って必ずあると思います。

もっと私はできる!

なのに試合ではうまく出来ない…

あれだけ練習したのに、結果がどうしてもついてこない…

理想としていたイメージと現実とのギャップに苦しくなる時期がどんな選手にもあると思うのです。

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ダルビッシュ、復活勝利!リハビリ過程で残して来た後世の参考になる言葉の数々とは(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/darvish-first-victory-this-season/)


それでも、理想を掲げないといけない。

高い目標を立てることに意味がある。

さらには、弱音を吐き出してはいけない。

だから出来ない自分を認めたくない。

そう思う自分もいると思います。

そして葛藤を常に感じながら日々を過ごしていると思います。

その時間は、本当に苦しくて人によっては今にでも競技を逃げ出したくなるくらいのプレッシャーに押しつぶされると思います。

そういった選手をサポートしているからこそ気持ちが本当にわかるしある思いが芽生えます。

それが、「諦めないで欲しい」という気持ちです。

諦めたら試合終了というスラムダンクの名言がありますが、ある選手はこんな言葉を残してます。

「土、日の休みが消え。夏休みが消え。冬休みが消え。友達が遊んでる時に練習してた。だから今がある。」

ダルビッシュ有

どんな時にでも努力し続けることが大事であるとダルビッシュさんはTwitterで語ってくれてました。

これを科学的に伝えると、思うような結果が出ない期間を「プラトー」と言います。

プラトーとは高原を意味します。

高い山を目指す最中に広がる高原地帯です。

頂きを目指す過程においてこの起伏がない高原地帯があるのです。

アスリートにとっても同じことが言えます。

何か新しいことを取り組んでいて結果が最初は付いてきた人もいます。

しかし、ある日を境に突如成長が止まったかのような感覚に陥ることもあるものです。

この状態が一時的であり、プラトーなのです。

ということは、どんなに停滞していたとしても努力という歩を止めてはいけないのです。

そして、歩を止めない人は必ず山の頂きを登り切ることができるのです。

これこそが、「諦めないメリット」になります。

しかし、1人で山を登るのはとても辛いものです。

そういった選手を少しでも支えたいと思いスポーツメンタルコーチとしての今があります。

このブログやTwitterが少しでも停滞していると感じる選手のためになれば幸いです。

[記事提供:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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鈴木 颯人(すずき・はやと)

プロ野球選手、オリンピック選手などのトップアスリートだけでなく、アマチュア競技のアスリートのメンタル面もサポート。全日本優勝、世界大会優勝など圧倒的な結果を生み出すメンタルコーチングを提供中。

諦めないメリット?ダルビッシュ有さんの言葉