バーンリーは8月31日、元ベルギー代表MFスティーブン・デフール(31)との契約解除を発表した。双方合意の下での契約解除となる。

バーンリーの発表によると、デフールは今シーズン終了までの契約が残っていたものの、家族の理由で退団することになったとのこと。今後は母国のベルギーへ戻り、プレーを続けるつもりのようだ。

チームを率いるショーン・ダイチェ監督はデフールについてコメント。別れを惜しむとともに、今後の活躍を願った。

「シーズン後半に、彼が何らかの役割をチームで果たすことを楽しみにしていたが、家族の事情によりベルギーに戻ることがより適切であると考えた」

「我々は常に選手の福利を最優先し、できればホームタウンに戻って問題を解決し、家族と近い場所でキャリアを続けられることを願っている」

「ケガの不運もあったが、スティーブン(・デフール)は我々にとって素晴らしい選手であり、チームの大きな部分を占めていた」

「彼のクオリティは疑いの余地がなく、2017-18シーズンの前半戦で彼が果たした重要な役割を忘れることはない。プレミアリーグで7位になり、ヨーロッパリーグ出場を掴んだ基盤を作った」

デフールは、母国のメヘレンやヘンクの下部組織で育ち、2005年7月にヘンクでトップチームに昇格。その後、スタンダール・リエージュ、ポルトアンデルレヒトでプレーし、2016年8月にバーンリーへと加入した。

バーンリーでは公式戦通算58試合に出場し3ゴール5アシストを記録。プレミアリーグに挑戦するチームを支えていたが、2018-19シーズンはケガの影響もあり、プレミアリーグで6試合の出場に終わっていた。

ベルギー代表としても52試合に出場し2ゴールを記録。2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれ、1試合に出場していた。

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