オランダ中部ビッディングハイゼンで2019年8月に開催された音楽フェスティバル「Lowlands 2019」で、スマートフォンを介して食事やドリンクを注文し、キャッシュレスで決済できる機能が試験的に導入された。

・公式スマホアプリでフードやドリンクを注文し、キャッシュレス決済できる

「Lowlands 2019」は、次世代型決済ソリューションベンダーの蘭スタートアップ企業CMによって開発されたMobile Orderと呼ばれる機能を公式アプリに実装。

ユーザー名やクレジットカード番号などを事前に登録しておくと、この機能に対応している「Lowlands 2019」内3カ所の店舗とそのメニューを公式アプリで閲覧でき、欲しい商品を選んで注文すると、専用QRコードが自動で発行される。

店舗に出向いて、専用QRコードを読み込ませ、商品を受け取る流れだ。

商品の代金はユーザ登録時に設定した決済手段によってキャッシュレス決済され、友人や仲間たちと最大5名まで“割り勘”できる機能も備わっている。

また、ユーザー登録さえしておけば、オフラインでもこの機能を利用することが可能だ。

・2020年春のフォーミュラ1でも実証実験へ

「Lowlands 2019」では、Mobile Order機能が好評を博した。

この機能を利用したユーザー数は想定人数よりも多く、利用頻度も高かったことから、とりわけ野外の音楽フェスティバルにおいて、スマートフォンを活用したキャッシュレス決済への需要の高さがうかがえる。

CMでは、2020年春にオランダで開催されるF1レースフォーミュラ1」でも、規模を拡大して、Mobile Order機能の実証実験を行う計画だ。(文 松岡由希子)

CM / Lowlands 2019