現地時間1日、俳優兼コメディアンのケヴィン・ハートが同乗していた乗用車ロサンゼルス高速道路で事故を起こし、ケヴィンは背中を負傷した。芸能情報サイト『TMZ』によれば、その後ケヴィンの手術は無事成功し、命に別状はないということだ。

映画セントラル・インテリジェンス』(2016年公開)や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(原題:Jumanji:Welcome to the Jungle、2017年公開)でおなじみのケヴィン・ハートを乗せた乗用車が現地時間1日の午前12時45分頃、ロサンゼルスのマルホランドハイウェイで事故を起こした。急カーブの多い同ハイウェイは別名“ザ・スネーク”とも呼ばれており、事故が多発する悪名高きハイウェイとして知られている。

この日、事故を起こしたのはケヴィンの友人ジャレッド・ブラックさんで、ケヴィンの所有するブルーのヴィンテージ・カー「プリムス・バラクーダ」を運転していた。事故当時は助手席にケヴィンが、後部座席にはジャレッドさんの婚約者レベッカさんが同乗していたそうだ。

マルホランドハイウェイを走行中にコントロールを失った車は、道路脇のフェンスを突き破り3メートルほど離れた溝に転落、その勢いで車は激しく損傷した。体にハンドルが食い込んだまま、押しつぶされたルーフとの間で身動きが取れない状態だったジャレッドさんと後部座席のレベッカさんは、駆けつけた消防隊員が工具でルーフを切断し救助にあたり、ジャレッドさんはそのまま「UCLA メディカル・センター」へとヘリで緊急搬送された。なお「カリフォルニア州ハイウェイ・パトロール」によれば、運転していたジャレッドさんからは薬物やアルコールは検出されていないという。

目撃者の証言によれば、ケヴィンは事故後に自力で車から脱出し、ほどなくして現場に駆けつけた自身のセキュリティーチームのSUVに乗って自宅に戻ったという。事故で背中を負傷したケヴィンだが、同日夜に近くの病院で手術を受け、現在は安静にしているもようだ。

『TMZ』には事故当時の画像が複数公開されており、ケヴィンの愛車「プリムス・バラクーダ」のフロントガラスやルーフは激しく損傷している。大破した車やその残骸画像を見る限り、乗っていた3名が全員無事だったのが奇跡に思えるほどだ。

現地時間2日に病院入口で『TMZ』の取材に応じたケヴィンの妻エニコさんによれば、今のケヴィンは意識もしっかりしているとのこと。またケヴィンの関係者は、向こう数日間は病院で安静に過ごす予定だと明かしている。

このたびの恐ろしい事故のニュースを受け、ケヴィンの友人であるドウェイン・ジョンソンジェイミー・フォックスアーセニオ・ホールら多くのセレブが彼の回復を祈り、SNSにコメントを残している。

画像は『Kevin Hart 2019年7月7日付Instagram「I added some more muscle to the family for my 40th….」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト