漢字の宿題でアニメのセリフなどを例文にした小学生の“痛ノート”がTwitterに投稿され、楽しく学べるなどと反響を呼んでいる。


投稿者の甥にあたる10歳の男児は、漢和辞典から任意の文字を選び、ノート10ページ分書くという夏休みの課題を与えられていた。この課題に対して男児は、漢字と音訓の読みに加えて斬新な「使い方」を作成。「絶」の例文は「絶対零度宇宙熱死砲」、「滅」は「滅殺開墾ビーム」、「度」は「度し難いな、このバカは」と記述した。これは、劇場アニメプロメア」から堺雅人演じるクレイ・フォーサイトのセリフで、「我」は同作で松山ケンイチ演じるガロ・ティモスの「やせ我慢作戦」という例文となっている。また、堺雅人繋がりでTVドラマ半沢直樹」の「やられたらやり返す倍返しだ」の名セリフや、「進撃の巨人」を象徴する「駆逐してやる」も混ざっている。


男児は最初、「くさかんむりを制覇するぜ!」と普通に宿題に取り組んでいたが、「葡」などの漢字では「難しい、どんどん画数が多くなる…」と行き詰まったという。そこで、投稿者が「自分が好きなアニメの台詞を例文にすればいいんだよ!」と励ましたところ“痛ノート”が完成。なお、男児は「プロメア」を3回も観に行ったとのことだ。


この“痛ノート”にTwitterでは、淡々と書き連ねる漢字練習よりも「やる気出るし楽しくできる」「遊び=学びが繋がって むしろ最高だと思う」と称賛する声が多数。また、「例文8つの内6つがcv堺雅人なのが笑えるw」といった声や、教員だという人からも「こんなノートの方が見ていて楽しいです(笑)」「半分作業と化してる丸つけもニコニコで丸つけできます!」とのコメントも寄せられ、大きな反響となっている。




画像提供:はち@NHK西宮ガーデンズでアーサー王講座を担当(@8HachiHuit)さん