日本代表は3日、今月行われるキリンチャレンジカップに向けて、茨城県内でトレーニングを実施した。

トレーニング終了後、MF原口元気(ハノーファー/ドイツ)がメディアの取材に応対。前回のロシアワールドカップ(W杯)予選では4試合連続ゴールを決める活躍を見せたが、自身は厳しい環境下に置かれた方が力を発揮できるタイプだと明かした。

原口元気(ハノーファー/ドイツ)
──2列目の選手で、W杯のアジア2次予選を経験したことがあるのが原口選手だけだが
「僕も前回初めてでしたが、あまり関係ないと思います。でも、簡単には勝てないというのはわかっているし、目の前の試合に集中して行けるように、準備していきたいです」

──前回の予選では自身の台頭があった。長期間の予選では若手が成長が必要になるが
「簡単ではないと言いましたけど、前回よりももっと圧倒的な力を出して勝っていきたいというのも正直あります。そこにトライしていかないと世界を目指す時に、戦い方が別ですけど、圧倒的に勝てる試合を多くしていきたいです。そのために1年間、準備してきたと思います」

──移動が大変の中で戦う難しさは
「移動に対してあまりストレスを感じないので、特別何かしているわけではありません。それぞれ経験があるし、自分の力を発揮する能力があります」

──前回の予選では結果を出したが、うまくいった要因は
「今もですけど、何も確約されていなくて、代表で残っていきたい、チームでワールドカップに行きたい、という気持ちが強かったです。1試合1試合、力を発揮しなければいけない環境の方が僕自身、力を発揮できます。シビアな試合になればなるほど、力を発揮できると思っています」

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