梶原雄太・カジサック

過去に大きな失敗をした「しくじり先生」が、その経験を振り返る『しくじり先生 俺みたいになるな!!』テレビ朝日系)。

2日深夜放送回では、YouTuber・カジサックとしても活躍するキングコング・梶原雄太が登場し、「芸能界から失踪した過去」を熱弁した。

◼キャパオーバーで…

1999年、19歳で西野亮廣とキングコンビを結成。「シャカリキがんばります」の決めゼリフで漫才をするスタイルで人気を博し、デビュー直後から賞を獲得するなど高い評価を受けた。

デビュー後すぐに売れた梶原だったが、仕事量が多すぎて限界を超えてしまう。つまり「キャパオーバーで芸能界から飛んじゃった先生」として当時を振り返り、自身のしくじりを語っていく。

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◼デビュー直後に売れたために

お笑い養成所・NSC在学中から注目を集め、卒業直後から売れてしまったキンコン。多くのテレビ番組に呼ばれ、実力不足から「スベリ倒した」ものの、デビュー2年目でフジテレビのコント番組『はねるのトびら』のレギュラーに抜擢される。

コント未経験でプレッシャーに押しつぶされていた梶原。さらに、スベリ続けながら36時間ぶっ続けでのコント収録や、9本のレギュラー番組をこなし多忙な日々を過ごしていくうちに、追い詰められていく。

表向きは「大丈夫」と明るく振る舞っていた梶原だが、「新幹線で東京の手前、新横浜で震えだす」「収録前にトイレに閉じこもって現実逃避をする」「感情がなくなる」と3つの前兆を経て、失踪につながったことが語られた。

◼視聴者は共感

思うように笑いを得られない仕事上のジレンマ、多忙からくるストレスから失踪につながったと明かした梶原。視聴者からは共感の声が殺到している。

◼違うしくじりを連想する人も

しかし、梶原といえば世間の注目を集めた、実母の「生活保護の不正受給」疑惑という「しくじり」があった。その「しくじりに触れないのか?」、疑問を持つ視聴者も少なくなかった。

◼約6割が「過去の出来事で落ち込む」

しらべぇ編集部で全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の58.9%が「昔に起こった嫌な出来事を思い出し、急に落ち込むことがある」と回答している。

昔に起こった嫌な出来事を思い出し急に落ち込むことがあるグラフ

梶原にとって「失踪」や「不正受給」は思い出したくない、落ち込む過去のはずだ。『しくじり先生』でその過去を赤裸々に語る姿は、過去を吹っ切って前に進む決意のあらわれに違いない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)

キンコン梶原、『しくじり先生』で共感殺到も「あのしくじりは?」