豊田利晃の自伝『半分、生きた』が9月中旬に刊行される。

1998年に映画『ポルノスター』で監督デビューを果たした豊田利晃。代表作は『青い春』『空中庭園』『クローズEXPLODE』『泣き虫しょったんの奇跡』など。又吉直樹原作の映画『火花』では脚本を担当している。拳銃不法所持に対する映画監督の返答として制作されたという新作短編『狼煙が呼ぶ』が9月20日から全国公開予定。2020年にはドキュメンタリー映画『プラネティスト』の公開も控えている。

同書では、今年で50歳を迎えた豊田が映画の製作や、これまでに出会ってきた人々との物語を綴り、自身の半生を振り返っている。各章では、豊田光、ヤマジカズヒデ、阪本順治、千原ジュニア、アンチェイン梶、松田龍平、マメ山田、鈴木杏、角田光代、中村達也、瑛太、東出昌大、照井利幸、渋川清彦、浅野忠信、飯田団紅(切腹ピストルズ)が手掛けた豊田作品にまつわる挿画を掲載。装丁は大橋修(thumb M)、装画は奈良美智が担当している。

豊田利晃『半分、生きた』表紙