この秋開催する、横浜の「街」そのものを舞台とした日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2019」(会期:9/15~11/15)では、「クリエイティブ・インクルージョン」をコンセプトの一つとして掲げ、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を越えてあらゆる人に音楽の楽しみをお届けする取り組みを行います。
この度、「クリエイティブ・インクルージョン」の一環として、障害の有無や、楽器の演奏経験の有無など、その人の能力や経験に関わらず「だれでも」演奏する楽しさを体感できるプロジェクト「だれでもピアノ」を象の鼻テラスで実施します。
「だれでもピアノ」は、指一本で、一音ずつメロディを弾くと、自動で伴奏とペダルがついてきて、誰でも演奏の楽しさを体験できるシステム。「きらきらぼし」「ふるさと」など、だれでも一度は聴いたことのある曲に加えて、今回の企画のために、新編曲した「横浜市歌」と「第九・よろこびの歌」も演奏プログラムの中にご用意しました。


公演名:だれでもピアノ
日  時:2019年10月6日(日)、9日(水)、11日(金)、19日(土)、20日(日)
会  場:象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1) https://www.zounohana.com/
各日概要:各日とも、「だれでもピアノ」を使った演奏(ミニコンサート)と、自由に参加できる演奏体験の1時間程度のプログラム


出 演:新井鷗子(企画構成、横浜音祭り2019ディレクター)、蔵島由貴(ピアノ)、田川めぐみ(ピアノ)

料 金:無料(事前申し込み不要)


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【「だれでもピアノ」とは】

ショパンのピアノ曲「ノクターン」を弾きたいと願う手足の不自由な車椅子の高校生のために、2015 年にヤマハ株式会社研究開発統括部と東京藝術大学COI拠点「インクルーシブアーツ研究(旧・障がいと表現研究)」グループが共同で改良・開発を行ったDisklavier(ディスクラビア)ピアノによる演奏追従システムとペダル駆動装置のこと。(ペダル駆動装置は特許申請)
片手1本指だけでメロデイを奏でると、そのメロディのタイミングや強弱に合わせて自動で伴奏ペダルが付いてくる。
一人の障害者のために開発されたピアノだが、今ではピアノを弾いてみたいと思う初心者や障害者など誰もが楽しめるピアノとなった。現在では、2015年に制作した「ノクターン」の他に、「きらきら星」、童謡「ふるさと」、「大きな古時計」が内蔵されており、今回新たに「横浜市歌」「第九・よろこびの歌」の伴奏データが入った。
Disklavier(ディスクラビア):演奏情報を忠実に録音し再生できるヤマハ自動演奏機能付きアコースティックピアノで、ヤマハ株式会社の登録商標です。

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主 催:横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
共 催:横浜アーツフェスティバル実行委員会、東京藝術大学COI拠点
協 力:象の鼻テラス
構 成:新井鷗子(横浜音祭り2019ディレクター)

【お問合せ先】
横浜みなとみらいホールチケットセンター TEL:045-682-2000(10:00-17:00)
URL:https://mmh.yafjp.org/mmh/recommend/2019/10/2019-PIANO-for-ALL.php

配信元企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

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