謎多き男の子の行動は「性質がちがうだけ」と割り切って見守ろう
子育てをしているお母さんは子どもの行動で悩まされることがあります。元気いっぱいわんぱくな男の子のお母さんは、やんちゃな行動に目が離せず「大人しくしなさい!」と連呼することもあるでしょう。男の子と女の子はもともと違う性質を持っていますので、お母さんは男の子の行動が理解できないのも無理はないのです。「どうしてそんなことするの?」と悩むよりも、自分とは違う性質なのだと割り切ってしまうとお母さんもラクになります。


わんぱくな男の子は体を動かすことが大好き。1歳は活動量が急増します
1歳になったばかりのK君のお母さんは少し疲れた様子。ようやく歩けるようになったK君をキッズルームに遊びに連れていくと、テーブルに上ったりお友だちのおもちゃを奪い取ったりとやんちゃ盛り。お母さんは片時も目が離せずK君を追いかけては注意を繰り返します。家で過ごすだけでは物足りなくなってきたK君を外に連れていきたいのですが、他の子どもやお母さんに迷惑をかけてしまわないかとハラハラし続け疲れていました。


じっとできないのも個性の一つ。楽しいことを見つける天才なのです
子どもは生まれながら性格を持ち合わせています。それを気質といい、K君は衝動性の高いタイプ。飛んだり跳ねたりするのが大好きでいつも元気いっぱい。好奇心旺盛でとにかく動き回る性格はお母さんを困らせることも多くなります。気質は基本的に生涯変わることはありません。このタイプの子どもを大人しくなるように育てようとすると子どももストレスを感じてしまいます。この子はわんぱくなのだと受け入れてあげると、のびのびと成長していくことができます。


強い衝動性をうまく導いてあげると将来大物になれるチャンスに繋がる
このタイプの子どもが見せる強い衝動性は素晴らしい個性の一つ。子どもの頃はお母さんを困らせることも多いですが、社会に出ると高い行動力から組織を大きくしたり企業のトップに君臨する可能性を秘めています。子どもの頃の好奇心はときに危険を伴いますが「ダメ」を言いすぎず、可能な限り自由にさせてあげることでその才能は開花していきます。お母さんを困らせる行動のひとつひとつが将来に繋がっていると思い、わくわくしながら子どもを見守りましょう。


今日の1日1成長
わんぱくな男の子は将来有望!大物を育てていると思い行動を見守りましょう子どもの行動力も1成長、お母さんの見守り力も1成長。吉田あき(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press