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4日に開かれた、ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会ジャニーズ関係者だけでなく、各界から著名人が訪れるなどして、各メディアでも大きく取り扱われた。

そんななかいまネットでは、あるものの転売が「不謹慎」だとして、批判の的になっている。

■メッセージカードの転売

11時から関係者の部、14時からは一般の部で分かれて行われた同会。一般参列者には、1人1枚メッセージカードが配布され、ジャニーさんへの想いを綴れるようになっていた。

事前に筆記用具を用意していた参列者も多くいたようで、希望者はその場で弔いの意とともに、感謝の気持ちを書き綴ったという。

批判の対象となっているその問題とは、このメッセージカード”が、なんと大手フリマサイト『メルカリ』などで転売されているというものだ。

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■すでに落札されているものも…

実際にサイトを覗いてみると、堂々と写真が載せられ、さらに高値で売られているものがチラホラ。少し見ただけでも、数千円〜1万円以上で数件の取引成立が確認できた。

同サイト上では通報が相次いでいることから、問題になる以前には、より多くのメッセージカードが転売されていたものと推測される。

■「不謹慎」と怒りの声

この事態に、ネットは怒り心頭。ツイッターのタイムラインには「不謹慎」「人として最悪」と批判の声が並んでいる。

■関係者による転売も?

さらにいくつかのツイートには、関係者にのみ配られる「フォトアルバム」が転売されている際の写真も。

これはジャニーさんの生い立ちや、歴代のアイドルを手がけた足跡などを文章や秘蔵写真で紹介したもので、その素顔や、幼い頃の写真なども数多く載せられているという。

ジャニーズファンのみならず、多くの日本人が涙したジャニーさんの死。これら転売行為は、その全ての想いを踏みにじる悪質な行為と言えるのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

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