茨城県常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件が注目を集めたばかりですが、海外でもあおり運転ではないものの、2台の車の運転をめぐるトラブルから殴打に発展し、その一部始終が動画撮影されていたというソックリな事件が起きました。

しかしそちらの結末はやや異なり、情けなくて笑えるものとなっています。

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事件は8月28日にタイで起きました。広い国道の右側車線を走行中の乗用車が前をノロノロ走り渋滞を引き起こしていた大型トラックに左車線に移るようパッシングをしたのが事の発端でした。

トラック運転手男性はパッシングされたことで頭に血が上り、乗用車を左端の路側帯に停車させると、トラックから降りて乗用車に向かって歩いてくるではないですか。まさにあの事件と瓜二つな光景です。

インドウを下した乗用車の運転手男性に対してトラック運転手は「さっきなんでパッシングしたんだ」と食ってかかります。乗用車男性が「右車線を走っていて左に車線変更しなかったからです」と丁寧に返答すると「もたもたしてない!」とヒートアップ

「もたもたしてないってどういう意味ですか?」と乗用車男性があくまで冷静に聞き返すと「車が出て行ったからトラックでもたもたしてやったんだ。何の問題もないのにパッシングしたんだぞ」と頭に血が上りすぎているからかやや意味不明なことを口走ると、さらに運転席近くに寄ってきたではないですか。

乗用車男性も相手が何を言いたいのか理解できなかったものと見えて「僕の質問にも答えてくださいね」と言うと、トラック運転手は「答えただろ!」とヒートアップ。「さっきの僕の質問への答えだったの?」と聞き返したところで沸点に達してしまいました。

「この野郎!」と右の拳で一発、運転手男性を殴打してしまったのです。しかも火の点いたタバコを握ったままだったため、殴打の際に火の粉が散ってバイオレンスマックスです。

ここで思わぬ言葉が運転手男性から発せられました。

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「銃を持っている。僕は海軍軍人です。」

その途端トラック運転手が固まりました。運転手男性が後続車が長く渋滞していたという状況説明や自分は座っているだけなのに殴られたことなどを訴えて反撃に転じたところ、急に大人しくなったトラック男性の口から「申し訳なかったということで」と思わぬ言葉が飛び出すではないですか。

助手席の女性が「謝ってすむものじゃない。殴ったじゃない!」と叫んでその場で警察に電話を入れました。それを見たトラック運転手は、そそくさとトラックへ退散していきました。

かしこれだけでは終わらなかったのです。その後トラック男性は手土産持参で海軍を訪れ、乗用車男性に謝罪したのでした。おそらく警察から詫びを入れに行かなければ立件するとでも脅されたのでしょう。

タイの場合は、情けない結末で一躍笑い者として全国どころかこうして海外にまで晒される結末となった点が違います。しかしいずれの場合もそうですが、運転トラブルが元での暴力事件は、暴力を振るった者の負けというのは世界共通のようです。(文◎赤熊賢)

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トラック運転手が暴力を振るう瞬間(リンク先の動画より)