イタリア代表は5日、ユーロ2020予選グループJ第5節でアルメニア代表とのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。同試合後、殊勲の決勝点を挙げたMFロレンツォ・ペッレグリーニが敵地での一戦を振り返った。イタリアRai Sport』が伝えている。

4連勝の首位イタリアが、2勝2敗の3位アルメニアのホームに乗り込んだ一戦。試合はホームのアルメニアが立ち上がりに先制も、イタリアが28分にFWアンドレア・ベロッティのゴールで同点に追いつく。

その後、前半終了間際に相手の退場で数的優位を手にしたイタリアは、77分に途中出場のペッレグリーニが右サイドのDFレオナルド・ボヌッチからのクロスを頭で合わせ、待望の逆転に成功。さらに、ベロッティにこの試合2点目が生まれた結果、敵地で3-1の逆転勝利を収めてユーロ予選5連勝を飾った。

同試合後、チームを逆転勝利に導く殊勲の働きを見せたペッレグリーニは、自身のパフォーマンスに満足感を示している。

「僕にとって素晴らしい夜になったね。アルメニアでの戦いは本当にタフなものだったし、決して簡単な勝利ではなかったよ。とりわけ、今日の芝では難しかったよ」

イタリアを代表してプレーすることは常に名誉なことなんだ。このチームでの動きや戦術面をより深く理解していくためには、もう少し時間が必要かもしれないね。ただ、うまく馴染めている気がするよ」

また、奇しくも今回の対戦相手となったアルメニアのエースは今夏の移籍市場最終日にアーセナルからローマへのレンタル移籍が決定したMFヘンリク・ムヒタリアンだった。

ローマ生え抜きの若手MFはベンチからプレーを確認し、途中からピッチ内で“競演”したムヒタリアンとのローマでの“共演”を楽しみにしているようだ。

「ムヒタリアンは素晴らしいパフォーマンスを見せていたね。彼は素晴らしいタレントだし、僕を含めてローマプレーヤーが彼とのプレーを心待ちにしているよ」

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