ベルギー代表は6日、ユーロ2020予選グループI第5節でサンマリノ代表とのアウェイ戦に臨み、4-0で勝利した。

4戦全勝の首位ベルギーと全敗の最下位サンマリノの一戦。アザール兄弟やヴィツェルを負傷で欠くベルギーは、[3-4-3]を採用。ルカクとメルテンスをベンチスタートとした中、3トップは右からヤヌザイ、バチュアイ、オリジと並べ、デ・ブライネが中盤センターに入った。

そのベルギーがボールを持つ展開となったものの、拙攻が続きなかなかチャンスを作れない状況が続いた。

27分にはピンチを迎え、ムラローニにゴール前でシュートを打たれるが、GKクルトワの好セーブで凌いだ。

ひやりとしたベルギーは36分にようやくチャンス。右サイドからのデ・ブライネのクロスを受けたバチュアイがシュートに持ち込んだが、相手GKの好守に阻まれた。

それでも42分、相手のハンドでPKを得ると、これをバチュアイが決めてベルギーが苦しみながらも先制して前半を終えた。

後半も思うようにチャンスを作れないベルギーは55分にオリジに代えてメルテンスを投入。すると直後、メルテンスが追加点を挙げる。ボックス左に抜け出したシャドリのクロスをメルテンスが難なく押し込んだ。

さらに63分、シャドリが3点目を決めて余裕の展開としたベルギーは76分にデ・ブライネをお役御免とする。そして追加タイム2分にバチュアイがヘディングシュートでこの試合2点目を決めて4-0。終わってみれば大勝でベルギーが5連勝としている。

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