リング誌名物コラムニストが「私が目撃した最高の勝負」にロドリゲス戦を選出

 11月7日に行われるボクシングワールドボクシングスーパーシリーズWBSS)バンタム級決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネアフィリピン)と激突するWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。権威ある米専門誌「リング」は名物コラムニストが伝説の名勝負13試合を特集し、マイク・タイソンオスカー・デ・ラ・ホーヤというレジェンドとともにWBSS準決勝で見せた「戦慄の259秒KO」も選出している。

「私が目撃した最高の勝負」と特集したのはトム・グレイ記者だ。同誌のパウンド・フォー・パウンドPFP)にランクインした経験のある猛者が勝利し、会場で実際に目撃した試合という条件で、名勝負を選出している。

 タイソン、デ・ラ・ホーヤ、「死刑執行人」の異名で知られたバーナード・ホプキンス、フロイド・メイウェザーら歴史的ボクサーの名勝負とともに、井上が5月18日にグラスゴーで見せたエマヌエル・ロドリゲスプエルトリコ)相手の伝説のKO劇も紹介されている。

「拮抗した1ラウンドから、イノウエモンスターモードシフトした。戦慄の2回KOまで、プエルトルコの無敗王者を3度もマットに這わせた。私はイノウエの大ファンであることを自認しているが、自宅からわずか30分の地点でイノウエが戦っているのを見ることは信じられない体験だった。私はリングマガジンのベルトもアリーナに届けた。この夜、イノウエが勝ち取ったものだ」

 超満員のSSEハイドロで行われた一戦。キャリアで一度もダウンしたことのないロドリゲスを蹂躙した259秒KO劇の衝撃を改めて称賛。井上マニアであることも告白したグレイ記者は「私がライブで目撃した中でも、まさに最高のパフォーマンスの1つ。まさに傑作」と絶大な評価を与えている。

 名物コラムニスト選出の13試合で、現役選手はウェルター級王者のマニー・パッキャオフィリピン)、テレンスクロフォード(米国)、フェザー級王者カールフランプトン(英国)、クルーザー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の試合も選ばれていた。(THE ANSWER編集部)

井上尚弥【写真:Getty Images】