フランス代表は7日、ユーロ2020予選・グループH第5節でアルバニア代表と対戦し、4-1で勝利した。

第4節終了時点で首位のフランス(3勝1敗)が、4位アルバニア(2勝2敗)をホームに迎えた一戦。[4-4-1-1]の布陣を採用するフランスは、GKにロリス、最終ラインは右からパヴァール、ヴァラン、ラングレ、リュカと配置。中盤は右からコマン、トリソ、マテュイディ、レマルと並べ、1.5列目にグリーズマン、1トップにジルーを起用した。

アルバニアの国歌斉唱時にアンドラ国歌が流れるアクシデントキックオフが遅れた試合は、フランスが早い時間にスコアを動かす。8分、ヴァランのロングスルーパスでボックス右から侵入したコマンがそのままゴール前まで切り込みゴール左隅にシュートを流し込んだ。

先制点で主導権を握ったフランスは、27分にもヴァランのサイドチェンジグリーズマンがフリック。これが左サイドオーバーラップしたリュカに繋がると、ボックス左からの折り返しをゴール前のジルーが流し込み、追加点を奪った。

勢いづくフランスは36分、左サイドオーバーラップしたリュカがロングパスで相手DFの裏に抜け出すと、ボックス内でマフライに倒されてPKを獲得。しかし、グリーズマンのPKはクロスバーを叩き3点目のチャンスを逸した。

迎えた後半も主導権を握るフランスは52分、ボックス右深くでパス受けたジルーの折り返しからレマルがシュートを放ったが、これは相手DFのブロック。さらに55分には、グリーズマンに決定機が訪れたが、シュートはGKストラコシャの好セーブに阻まれた。

それでもフランスは68分、ジルーのパスで左サイドを抜け出したグリーズマン折り返しを供給すると、ボックス中央で受けたコマンが反転からゴール右隅にシュートを流し込んだ。

その後、フランスは77分にコマンを下げて代表デビューとなるイコネ投入。さらに80分にリュカを下げてデューニュ、84分にレマルを下げてフェキルをピッチに送り出した。すると85分、フェキルとのワンツーでボックス内に侵入したイコネがゴール前まで持ち上がり、冷静にネットを揺らした。

フランスは90分にPKからアルバニアに1点を返されたが、3点のリードで逃げ切りタイムアップ。イコネの代表デビュー弾などで快勝したフランスが、グループH首位をキープしている。

サムネイル画像