SNSの人気と普及で、「いいね!」の数や知名度にこだわる人達がずいぶん増えた。そんな中、ある学校の男子生徒たちが「とんでもないアイデア」を思いつき決行。最悪な行動が問題視され裁判沙汰になった。
■男子生徒たちの思いつき
米オハイオ州で暮らす7名の少年たち(14)が、5月に「世界のグルメ」と題された授業に出席。それを前に「面白い動画を撮ろうぜ」という話になり、精液や尿入りの食べ物を先生たちに食べさせるという最低なアイデアを思いついた。
うち1名が自宅で精液を採取し学校に持参。それをクレープにかけたとのこと。また1名については尿をバーベキューソースに混入したといい、その事実が漏れ伝わったことで裁判沙汰に発展した。
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■先生たちはそれを食べたのか…
問題を起こした生徒たちのうちひとりが先生の視界を遮っている間に、別の生徒が精液をクレープに、そして尿をバーベキューソースに混入。
手渡された先生たちは、それを食べてしまったという。視界を遮った少年はグループ内で送りあったメッセージ、そして動画を消し、証拠隠滅を図った可能性が高い。
■弁護士の言い分
生徒らのうち4人を担当する弁護士は「全員が良家の子供たちで、今は家でもずいぶん苦悩しています」とコメント。
また少年たちにつき「SNSの影響を受けて育った子供たちで、まだ中学生なのです」「これなら視聴してもらえると思った結果おこした行動であって、いわゆるYouTube病のようなものです」とも主張した。
さらに「先生たちの体に悪影響があったという証拠はない」とも述べた上で、「少年たちは自分たちの愚かな行為ゆえに酷いトラウマに苦しんでいます」とも語っている。
■どのような裁きが妥当?
「当然、自分たちの行動については、少年であるとはいえ責任を取らねばならないでしょう」という弁護士だが、その一方で「彼らはまだ少年なんですよ」「大人と同じような裁かれ方はしません」とも断言している。
自分たちの行動ゆえに「トラウマに苦しんでいる」と主張する少年たちだが、生徒たちの精液や尿を口にしてしまった先生たちのトラウマは、いかばかりだろうか…。
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