日本では11月1日、スティーヴン・キング原作のホラー映画「IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」が劇場公開される。
2017年に公開された映画「IT / イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編であり、大ヒット映画の完結編であるということで前評判も上々だ。
前作より27年後を舞台に再び次々に子どもたちが消える失踪事件が起こるようだが・・・ついに “それ” の正体と目的が明らかになりすべてが収束するのだろうか!?
さて、そんな話題作だけにオーストラリアではとんだクレーム騒ぎとなったりもしているようだ。
「IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の広告看板が怖すぎて子どもが悪夢をみるようになったというのだが・・・。
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ペニーワイズの顔面広告が怖すぎてクレーム騒ぎが勃発
海外では日本よりひと足先に公開されているところもある「IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」。
オーストラリアでは9月5日から上映がスタートしており、ホラーシーンやテーマに配慮して15歳未満の入場・鑑賞を禁止するMA15+(日本のR15+、刺激の強い内容を含むため、15歳未満は保護者同伴でなければ視聴や購入ができない)に指定されているそうだ。
クレーム騒ぎのきっかけは、映画のPRのために道路脇に広告看板が設置されたこと。殺人ピエロ・ペニーワイズの顔面がデザインされておりインパクト抜群だ。
恐ろしいイラストのせいで悪夢にうなされるようになった少女
オーストラリア・ブリスベンに住むケリーさんによると、娘のパイパーちゃんがこの広告看板を目にしたせいで悪夢をみるようになったのだという。
パイパーちゃんは、
あの看板のイラストが心に残っていて眠るのが難しく、本当に怖い。ベッドに入る前に部屋をくまなくチェックしないと安心できない。眠ったら眠ったで悪夢をみて目を覚ましてしまう
と訴える。
ケリーさんはオーストラリアの広告審査機関であるアド・スタンダードに「MA15+に指定されている映画の広告は、子どもが頻繁に目にする場所で禁止、または制限して欲しい」と苦情を申し立てたとのこと。
Billboards promoting a new horror movie have been popping up around Brisbane, apparently frightening the locals. What do you think of the IT Chapter Two signs? #7NEWS pic.twitter.com/cRMvRr7E9x
— 7NEWS Brisbane (@7NewsBrisbane) 2019年8月30日
ホラー映画が苦手な人までホラーな看板を目にしてしまうとの意見
また、ジェーン・スワンさんも苦情を申し立てた一人のようで、
ホラー映画を映画館で楽しみたい人はもちろんいるし、それはまったく問題ない。個人の選択した行動だし理解できる。でもこういった恐ろしい広告看板を選択することなしに目にするのはどうかと思う
とコメントしている。
これについてアド・スタンダードからは、
セクシャリティに関することやヌードが使用されるなどの場合を除き、通常、我々はその設置場所等についての管轄権がない
といった返答があったのだとか。
ペニーワイズはピエロ恐怖症を世に広めたとされるほどのトラウマ級ピエロであり、悪夢にうなされてしまう場合もあるのかもしれない。
道路脇の広告看板でこの威力だからな・・・「IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」を鑑賞する際は大人も注意が必要だな。
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』US版予告【HD】2019年11月1日(金)公開
References:Facebook / 9news.comなど / written by usagi / edited by parumo
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