明治安田生命J2リーグの4試合が各地で行われた。

ニンジニアスタジアムで行われた愛媛FC(勝ち点35/14位)vs徳島ヴォルティス(勝ち点46/9位)は、1-0で徳島が勝利した。

四国ダービーとなった一戦はお互い固い入りを見せる。様子を見合う展開の中で、徳島は前半アディショナルタイムにボックス手前で岸本が倒されてFKを獲得。ヨルディ・バイスがカーブをかけて狙ったシュートは枠を捉えたが、GK岡本の好セーブに遭う。

ゴールレスで試合を折り返すと、愛媛は53分、ボックス左を突破した下川がマイナスに折り返すと、ゴール前に藤本が飛び込むも、わずかにゴール右へ外れてしまう。

目まぐるしく攻防が変わる中で徳島は60分、敵陣中央でボールを奪った杉本からのパスを受けた渡井が野村へボールを供給。ワンタッチでボックス左へ侵入した野村が左足でシュートを放ったが、これはGK岡本に弾かれてしまう。

こう着状態が長らく続いたが、74分に徳島が均衡を破る。ボックス右外でボールを受けた野村がボックス中央の河田へパス。内田を経由して再び野村がボールを受けるとボックス右からシュートを放つ。山崎にディフレクションしたボールがそのままゴール左に吸い込まれた。

その後も愛媛ゴールを再三脅かした徳島だったが、GK岡本のファインセーブなどもあり追加点を奪うことができず試合は終了。4連勝を飾った徳島は、J1参入プレーオフ出場圏内を射程に捉える8位に浮上した。対して、愛媛は連敗となっている。

また、ケーズデンキスタジアム水戸で行われた水戸ホーリーホック(勝ち点51/6位)vsツエーゲン金沢(勝ち点46/8位)は、ンドカ・ボニフェイスンの今季初ゴールなどで水戸が3-1の勝利。連勝を飾った水戸が3位に浮上している。

一方、シティライトスタジアムで行われたファジアーノ岡山(勝ち点49/11位)vs京都サンガF.C.(勝ち点52/5位)は、仲間の今季11点目などで岡山が3-0の快勝。連勝の岡山がPO圏内との勝ち点差を「2」とした。敗れた京都は5戦勝ちなしで足踏みが続いている。

東京ヴェルディ(勝ち点41/13位)vs16位・レノファ山口FC(勝ち点33/16位)は、新加入のジャイルトン・パライバが2ゴール1アシストの大活躍などで4-0の快勝。連敗を阻止している。

▽9/8(日)
東京ヴェルディ 4-0 レノファ山口FC
水戸ホーリーホック 3-1 ツエーゲン金沢
ファジアーノ岡山 3-0 京都サンガF.C.
愛媛FC 0-1 徳島ヴォルティス

▽9/7(土)
横浜FC 3-2 ヴァンフォーレ甲府
V・ファーレン長崎 1-0 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-1 FC町田ゼルビア
柏レイソル 3-4 モンテディオ山形
アルビレックス新潟 2-1 ジェフユナイテッド千葉
FC岐阜 0-0 栃木SC
FC琉球 2-1 鹿児島ユナイテッドFC