2019JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦が8日に各地で行われた。

 FC東京は20分、ディエゴ・オリベイラのゴールで先制に成功した。さらに後半に入って途中出場の田川亨介が追加点を挙げ、2試合合計スコアを逆転する。追いつきたいガンバ大阪は76分、パトリックがヘディングで押し込んで同点に追いつく。その後両チームともに決定機を生かせずタイムアップ。アウェーゴールの差でガンバ大阪が準決勝進出を決めた。

 第1戦を2-0で制した川崎フロンターレは11分に小林悠がゴールネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で判定が覆ってノーゴールに。その後53分に下田北斗のゴールで先制する。その後1度追いつかれたが81分、今度は下田のFKからレアンドロ・ダミアンが勝ち越し弾を奪った。準決勝へ進むために4点が必要となった名古屋グランパスは終了間際にジョーが1点を返すのが精一杯。川崎が合計スコア4-2で準決勝進出を果たした。

 第1戦を敵地で2-3と勝利した鹿島アントラーズは、第2戦では浦和レッズに2度のリードを許す展開となったが、87分に伊藤翔が同点ゴールを決めてドローへ持ち込んだ。

 本拠地での第1戦を3-2で勝利した北海道コンサドーレ札幌は、開始10分にアンデルソン・ロペスのゴールで先制。後半開始早々に渡大生の同点弾を許したものの、その後のサンフレッチェ広島の攻勢を凌いで1-1で終了。ベスト4進出を果たした。

 今日の結果は以下の通り。

ルヴァンカップ準々決勝第2戦
FC東京 2-1(2戦合計2-2)ガンバ大阪
名古屋グランパス 2-2(2戦合計2-4川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ 2-2(2戦合計5ー3)浦和レッズ
サンフレッチェ広島 1-1(2戦合計3ー4)北海道コンサドーレ札幌

■準決勝対戦カード(10月9日、13日)

北海道コンサドーレ札幌 vs ガンバ大阪
鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ

値千金の得点を挙げたパトリック [写真]=J.LEAGUE