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 体外受精(IVF)においては30年以上の歴史を持つインド。3年前には、70代インド人女性がIVF治療を経て妊娠・出産をしたことが世界的ニュースになったが、今回73歳女性(報道により74歳とも)が、IVF治療を経て、帝王切開で双子の女児を出産したことが伝えられた。

 この女性は、事実上世界最高齢出産となるようだ。

 現在、初めて母親となった女性は、高齢であることを配慮され、医師のもと病院で経過観察中とのこと。

 医師によると「母子ともに健康」ということだが、一部メディアでは女性が出産した翌日に女性の夫で子供たちの父親となる80歳(82歳とも)の男性が心臓発作を起こし、現在は入院中であることが報じられた。

 このような高齢出産は、世間ではなにかと物議を醸すものだが、初めて親となった本人たちは、「この上なく幸せ」とメディアの取材に応えていたという。

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IVF治療により初産で双子を出産した73歳女性

 9月5日インド南部のアンドラプラデシュ州で高齢の母親から双子の女児が誕生した。

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image credit: youtube

 子供の母親となったのはエラマティ・マンガヤマさんで、報道では年齢は73歳とも74歳とも伝えられている。正確な年齢が定かでない理由は、インドでは多くの人が出生証明書を持たないからだそうだ。

 いずれにしても、エラマティさんは世界最高齢の出産を今回果たしたことになる。

子宝に恵まれず何度も不妊治療を経験

 1962年にE・ラジャ・ラオさんと結婚したエラマティさんは、子宝に恵まれなかったことで、住んでいた村ではまるで罪を犯したかのような目で見られ、近所の集まりからも外されたり、子供ができない女性を蔑む言葉を投げかけられたりという辛い経験をしてきた。

 これまで、不妊治療に何度もチャレンジし、何人もの医師と出会ってきたエラマティさんとラオさんは、去年ひとりの医師に出会ったことで、体外受精(IVF)治療のチャンスを得た。

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 IVF治療を受けると1回で成功し、エラマティさんは2か月もたたないうちに妊娠したという。

体調をモニタリングし万全の準備で出産へ

 ついに、長年の夢が叶うと大喜びした夫妻。しかし、エラマティさんは70をとうに過ぎた女性だ。

 医師らは、普段のエラマティさんの健康状態が良好であることを検査で知っていたが、やはり高齢であることを考慮し、妊娠発覚後は合併症などを避けるために約8か月間の入院を勧めた。

 胎児の様子や母体を随時モニタリングしながら迎えた9月5日。エラマティさんは、帝王切開により双子の女児を出産した。

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 医師によると、赤ちゃんはそれぞれ2000グラムほどで、2人とも元気に生まれてきたという。またエラマティさんの産後の状態も良好だが、念のために出産後21日間は病院で経過観察が行われる予定になっているそうだ。

 また、赤ちゃんへの授乳には、母乳バンクから調達したものを使うと医師は話している。

80歳の夫、我が子誕生の翌日に心臓発作で入院


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 妻が無事に出産を迎えたその日、ラオさんはメディアに次のように喜びを語っていた。

妻は、今までにないほど自身に満ち溢れている。子供たちと生きる人生の新たな一章を楽しみにしている。この上なく幸せだ。

 生まれたばかりの娘2人の将来のプランを既に立て始めたと話していたラオさんだったが、一部英メディアによると、80歳(82歳とも)になるラオさんは我が子誕生の翌日に心臓発作に見舞われ、現在は入院中と伝えられている。

 ちなみにインドでは、2016年にも70代の女性がIVF治療の2年後に男児を出産し、話題になった。

References:https://globalnews.ca/news/5866907/oldest-woman-gives-birth-twins/" target="_blank" title="">globalnewsなど / written by Scarlet / edited by parumo

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http://karapaia.com/archives/52282241.html
 

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