トッテナムに所属するイングランド代表DFダニーローズが今夏に移籍騒動を振り返った。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ローズは今夏、他クラブへの移籍先を探すためにトッテナムから追加の休暇が与えられ、シンガポールや上海で行うアジアツアーのメンバーから外れていた。これにより、移籍が濃厚と見られていたが、最終的には残留し、プレミアリーグでは開幕から4試合連続でスタメン出場を続けている。

 今夏の騒動について振り返ったローズは「そこまで難しい状況ではなかった。今夏に報道されていたすべてが真実なわけではない。もしかしたら将来、何が起きたかすべて話すことになるかもしれないが、現時点ではネガティブなことはあまり言いたくはない」と今は詳細について明かさないと語りつつ、次のように続けた。

「仮に売りに出されていたとしても、トッテナムでは最初の4試合に出場し、イングランド代表にも呼ばれていることには喜ぶべきだとは思っている。とても幸せだと嘘をつくことはできない。ただ、今夏に書かれていたことのすべてが真実ではないということだけは言っておきたい」

トッテナムでプレーするローズ [写真]=Getty Images