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石崎ひゅーいが昨日9月8日に「石崎ひゅーい アコースティックTOURあの夏の日の魔法』」の最終公演を東京・浅草花劇場にて実施した。

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SEの鈴虫の鳴き声が夏の終わりの郷愁感を誘う中、石崎は静かにステージに登場。手にしたアコースティックギターアルペジオを奏でながら「あの夏の日の魔法」で優しくライブスタートさせる。歌い終えると、この曲は自身の幼少期の景色を描いた作品であること、今回のツアーノスタルジーテーマに行ってきたことを説明し、「今日という日が魔法のような1日になれば」と意気込みを語った。

「最初から飛ばしていきますよ!」と気合いを入れた石崎はギターをかき鳴らしながら「あなたはどこにいるの」を歌い、さらにギアを入れて高速ストロークで「僕がいるぞ!」へとつなげる。また自身のことを歌ったかのような「ダメ人間」ではフェイクを織り交ぜ、「マシュマロパイ・サンドウィッチヘブン」ではオーディエンスに手拍子を促して小気味いいカッティングと共に曲を披露した。

ツアーの思い出を語ったMCを経て、石崎は「おっぱい」「ピリオド」といったバラードナンバーで切ない歌声を場内に響かせる。そして再び「メーデーメーデー」「1983バックパッカーズ」といったアッパーチューンを連投し、「SEXY」ではまくしたてるようなスポークワードで観客を圧倒した。

ライブ後半、石崎はステージ上にセッティングされたキーボードへと移動。ピアノ弾き語りで「ひまわり畑の夜」「ピノとアメリ」という夏の情景を歌った曲を続けて披露した。石崎がワンマンライブピアノ弾き語りを披露するのは初めてのこと。珍しい光景に観客が見入っていると、彼は「もうちょっとピアノ弾いてもいい? やらない予定だった曲を」と言って「花瓶の花」のワンフレーズファンプレゼントした。

石崎は11月から東名阪バンドツアーを開催することを発表したあと、「ひさしぶりのところへ行っても待ってくれる人がいたりして、音楽が届いているんだなと思ってうれしかったです。これからも音楽生活を続けていきますが、みんなにいい作品を聴かせられるように精進していこうと思います」と今回のツアーを振り返る。そして1人ひとりにメッセージを送るように力強く「Namida」「アンコール」を歌い上げた。「最後の最後の山場です。もう何も残しません!」と煽って「さよならエレジー」を情熱的に歌った石崎は、「夜間飛行」で観客と何度も「夜空を飛んで会いに行く」のコールレスポンスを繰り広げる。ラストは「夜空を飛んで、何度でも何度でも帰ってきますからねー!」と次のツアーでの再会を約束してライブを締めくくった。

石崎ひゅーい アコースティックTOUR「あの夏の日の魔法」2019年9月8日 浅草花劇場 セットリスト

01. あの夏の日の魔法
02. あなたはどこにいるの
03. 僕がいるぞ!
04. ダメ人間
05. マシュマロパイ・サンドウィッチヘブン
06. おっぱい
07. ピリオド
08. メーデーメーデー
09. 1983バックパッカーズ
10. SEXY
11. ひまわり畑の夜
12. ピノとアメリ
13. Namida
14. アンコール
15. さよならエレジー
16. 夜間飛行

石崎ひゅーい BANDTOUR2019「パッション」

2019年11月29日(金)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2019年12月1日(日)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2019年12月3日(火)東京都 マイナビBLITZ赤坂

ピアノ弾き語りを披露する石崎ひゅーい。(撮影:鈴木友莉)