第4節アルコルコン戦で3点目の起点となるヒールパスを見せるなど勝利に貢献

 レアル・サラゴサに加入した元日本代表MF香川真司が、スペイン全国紙「マルカ」が選出するリーガ・エスパニョーラ2部第4節のベストイレブンに選ばれた。

 香川は現地時間8日に行われた敵地アルコルコン戦に移籍後初となる先発フル出場。4-3-1-2のトップ下としてシュートチャンスを創出するスルーパスを送るなど、精力的なプレーを見せた。また試合終盤のカウンターではアイデア溢れるヒールパスを送り、試合を決定づける3点目に絡むなど、3-0の勝利に貢献した。

 この活躍ぶりに同紙は「3-4-3」システムの右サイドハーフとして香川を選出。チーム全体の連動ぶりについても以下のように記されている。

レアル・サラゴサはアルコルコン戦で素晴らしい試合ぶりを見せ、勝ち点3をしっかりと獲得した。ビガライ、ラウール・グティ、カガワ、ドゥワメナはチームを象徴している」

 チームは開幕4試合で3勝1分けと首位に浮上。スペイン地元紙「ヘラルド」でもFWルイス・スアレスだけが目立っていたアタッカー陣に香川、ドゥワメナが加わったことで攻撃に厚みが加わったことを称賛されている。全国レベルでも活躍が認められ始めた香川。これまで積み上げた実績が伊達ではないことを証明している。(Football ZONE web編集部)

リーが・エスパニョーラ2部第4節のベストイレブンにMF香川が選出された【写真:Getty Images】