2試合連続ゴールを狙う南野 「常に最悪の状況を想定してプレー

 日本代表MF南野拓実ザルツブルク)が、2試合連続ゴールを目指す。日本代表は9日、試合会場のトゥウンナ・スタジアムでカタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(10日)に向けた公式練習を行った。土砂降りのなか、冒頭15分を公開して調整。5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)で得点した南野は、悪天候が予想される一戦でも“真骨頂”を見せる。

 ミャンマー合宿の初日から3日連続で雨となったヤンゴン。試合前日のこの日は練習開始から終了まで土砂降りのなか、試合会場のピッチで約1時間練習を行った。W杯予選の初戦はFIFAランク135位のミャンマー。試合でもスコールなど、悪天候、過酷ピッチが予想される敵地で、“想定外”にも動じず得点を狙わなければいけない。大黒柱のFW大迫勇也ブレーメン)とともにゴールが期待される南野自身も練習を通して、得点のビジョンを描いていた。

イレギュラーなバウンドだったりとか、1対1の場面で常に最悪の状況を想定してプレーするのは重要なポイント予想外のことが起きて失点してしまうとか、怪我につながるとかそういうのが選手としては嫌なところなので、常に頭入れながらプレーするというのは大事な部分。もしかしたらゴール前でキレイに崩すというよりも時間帯によってはオウンゴールで……という展開も出てくると思うし、そういうなかでガチャガチャってなった時に点を取れたり……というのがこういうピッチの時は経験上起こりうる一つのゴールパターンだと思うので、意識しながらプレーしたい」

 森保ジャパンでは大迫の7点に次ぐ6得点しており、得点源として発足から1年間チームを支えてきた。今回は今まで長年、日本代表の中心を担ってきたMF本田圭佑メルボルン・ヴィクトリー→無所属)、MF香川真司(サラゴサ)、FW岡崎慎司(ウエスカ)らが不在のW杯予選。“新時代”を担う南野にとっても新たな挑戦。懸かる期待も大きいが、先輩たちの姿に囚われすぎず、それでも日の丸を背負う責任を持って戦う覚悟だ。

勝利のためには「全員が責任感を持ってプレーすることが重要」

「僕だけじゃなく、代表にいる選手が責任感持ってプレーすることも大事だし、そこはそんなに(本田、香川、岡崎の)3人の選手を意識しているわけではないですけど、今の代表でプレーしているのはこの23人。全員が責任感持ってプレーすることが重要やと思います。個人的にはいつも通りプレーできたらいいかな」

 森保ジャパンの一員として自身初めてのW杯となるカタール大会出場を目指す南野。その第一歩がミャンマー戦となる。

「まずはチームの勝利が一番ですけど、自分が試合に出たら勝利に貢献したい思いはあるので、まずは明日初戦ですし、チームの勝利を最優先してプレーしたいなというのが今の気持ちですね。1対1にしっかり負けないとかゴール前で体を張るとか、こういうピッチ状況なのでそういうサッカーの本質的なところを見つめ直してプレーすることが重要になってくる。足先だけじゃなくて。泥臭くゴールに向かうとかそういうプレーが必要じゃないかな」

 泥臭く1点を――。その先に7大会連続出場となるW杯への道が切り開かれる。(Football ZONE web編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

2試合連続ゴールを狙う日本代表MF南野拓実【写真:Football ZONE web】