これが美人女優を妻にした男の悩みというものか。6月に女優の蒼井優と結婚した南海キャンディーズ山里亮太が、妻のキスシーンに悶絶したという。

 9月10日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)で山里は、蒼井の出演映画「ロマンスドール」(19年1月公開)のメイキング映像を紹介。同作は蒼井と高橋一生によるラブストーリーで、紹介前から山里は「すごいシーンあるんだって。見るの怖い!」と恐怖におののいていた。

 そしてメイキング映像がキスの場面になると、山里は「ダメー!」と絶叫。映像はキスの寸前でストップしたが、焦心の山里は「シンプルに複雑!」と口走ったのである。その発言にMCの加藤浩次が「複雑とか言っちゃったら蒼井優ちゃん、仕事しづらくなるじゃん」と釘を刺すと、我に返った山里は自らに言い聞かせるように「山ちゃん、覚悟決めろよってこと。全然平気」とつぶやいていた。最後には同映画を観にいくと宣言していた山里だが、このやり取りから別の芸能人夫婦のエピソードを思い起こしたと、芸能記者がつぶやく。

「山里の狼狽ぶりで思い出したのが、8月28日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した山口智子が語ったエピソード。山口が自宅に木村拓哉を招いて夕食会を開いたところ、食事の途中で夫の唐沢寿明テレビゲームを始めてしまい、山口が激怒したという一件でした。山口は95年に唐沢と結婚しましたが、翌96年には月9ドラマの『ロングバケーション』(フジテレビ系)にて、主演の木村拓哉と熱いキスを交わしています。つまり唐沢は《自分の妻とキスした男》と食事を共にしていたというわけです」

 この境遇はまさに、山里が今回味わったのと同じものだろう。唐沢は山里と違って格差婚と言われることはなかったものの、木村の来宅に決していい気分ではなかったはず。それゆえ「スッキリ」での山里は、唐沢の気持ちを追体験したと言えるのではないだろうか。

「キスシーンならまだしも、『ロマンスドール』はラブストーリーの映画ゆえにベッドシーンもありそうなもの。まさか自分の妻が、他の男性と肌を合わせる姿をスクリーンで観ることになるとは。果たして山里がその場面を正視できるのか、ちょっと気の毒な感じもしますね」(前出・芸能記者)

 山里と結婚したからといって、蒼井にオファーされる役の内容が大きく変わるということもないはず。山里は今後も、愛する妻の演じる艶シーンに心をザワザワし続けるのかもしれない。

(白根麻子)

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