ラーメンは今や日本のソウルフードと言っても過言ではないほど。街中には多くのラーメン屋さんに溢れています。特に東京は激選区。そんな中で特に外国人観光客に人気のラーメン屋さんをここで紹介していきたいと思います。外国人観光客が増え続ける東京で、一体どんなラーメンが人気なのでしょうか?


ビーガン向けラーメンが食べられる、東京駅T’s たんたん」



T’s たんたん」は、「みんなでおいしく、楽しく、カラダが喜ぶお料理」をコンセプトにレストランを展開している「T’s レストラン」が経営するラーメン屋さん。お店で出せれるメニューは、肉・魚介類・卵・乳製品等の動物性食材を一切使用せず、野菜と豆乳を用いて作られている、ビーガン料理です。





お店の入口やメニューにも動物性食材は一切使っていないという案内が、英語と中国語で表示されています。日本に訪れる外国人観光客の中には、宗教などの関係などで動物性食品を口にしない方が多くいますが、そういう方達には安心して食事がとれるお店として人気があるのかもしれません。



お店のメニューは、3種類の担々麺と、2種類のラーメンが中心。他にもサイドメニューや、季節限定のメニューもあるようです。もちろん、全て動物性食材は使われていません。



お店の入口には、大豆で作られたお肉などを使った食品が売られていました。カップラーメンなら気軽に食べられていいかもしれないですね。お店の中は日本人と外国人の半々といった感じでした。

動物性食品は一切使っていない「金胡麻たんたん」



今回注文したのは、「金胡麻たんたん」(税抜900円)です。他に黒胡麻、白胡麻と担々麺のメニューがありますが、一番マイルドな味だそう。ピーナッツバターがポイントだそう。見た目は完全に普通の担々麺ですが、一切お肉などは使ってないというのだから味が気になります。





一緒に添えられてくるのは食べるラー油?と思いましたが、生七味出そう。からさが足りない時はこれを入れて調整します。辛いので少しずつ入れていきましょう。



ラーメンのスープは白ごまやピーナッツなどから作られたもの。淡白な味なのかと思ったら、思った以上に濃厚です。金胡麻もたっぷり入っています。他に、人参のスライスと、青梗菜、ネギも。



担々麺といえば甘辛い肉みそですが、もちろん乗っかっています。しかし、ここはビーガンのお店。使われている肉みそは大豆で作られた大豆ミートを使っています。実際食べてみると、全く違和感がありません!これは本当に大豆なの?と思うほど。



麺は細めのストレート。スープによく絡んで美味しくいただきました。ビーガンのラーメンは淡白なのかと思いきや、思った以上に濃厚。むしろクリーミーで食べやすかったです。

長蛇の列になることも多い人気店



東京駅の構内「東京駅京葉ストリート店」にあることもあり、旅行者が多い店舗です。時間帯によっては長蛇の列になっていることも。筆者が訪れた時は落ち着いたタイミングだったようです。朝早くから空いているので、新幹線に乗り込む前に立ち寄ってみてもいいですね。

体にも優しそうなビーガンの「T’s たんたん」のラーメン。是非お試しください。


T's たんたん 東京駅京葉ストリート
住所東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅 改札内 京葉ストリート
電話番号:03-3218-8040
営業時間:7:00~23:00(LO22:30)
https://www.nre.co.jp/shop/tabid/221/brnid/12/Default.aspx



All Photos by Kaori Simon

肉味噌に見えますが、こちらも大豆ミートを使っています