グリーン・デイウィーザー、フォール・アウト・ボーイ(FOB)の2020年ジョイント・スタジアム・ツアー【Hella Megaツアー】を前に、ピート・ウェンツ、リヴァース・クオモ、ビリージョーアームストロングが合同で米ビルボードの表紙を飾った。

 インタビューにも応じた彼らは、金魚鉢から質問を引いて答える“Fishing For Answers”という動画企画で、初めて出会った時のこと、昔と今の曲作りの違い、ピートとリヴァースが下着姿テイラー・スウィフトと一緒にCM出演した時のことなどを話している。

 ピートとの出会いについてビリージョーは、2004年の【MTVミュージック・アワード】が初対面だったと振り返り、リヴァースは2014年に米フロリダ州で出会ったと話している。「会場に着いた時、僕らウィーザーが君とFOBのオープニング・アクトだって気付いて、“え、マジか”って感じでさ」とリヴァースが当時の心境を明かすと3人は爆笑し、「だから(ウィーザーは)“新しいマネージャーが必要だな。(FOBの)マネージャーについて聞かせてくれる?”」とピートに尋ねたと話している。

 だがその後ピートが、「“バンド・ヒーロー”のTVコマーシャルの現場で会ってるよね」と実はリヴァースとそれ以前にゲームのCM撮影で出会っていたことを思い出し、「下着でさ、テイラー・スウィフトと。検索すれば出てくるよ」と明かしている。当時リヴァースは編み物にハマっていたそうで、「毛布を編んでたよね。あの時のことで一番覚えてるのはそれかも」とピートは話している。

 昔と今のレコーディングの違いについてビリージョーは、「スピード感。今の方がずっと早い」と述べ、「(テープが)グルグル回るのを眺めることがなくなったよね。まあ、やろうと思えばできるけど。俺が特に感じるのはスピード感」と語っている。

 リヴァースは、以前は限られていたトラック数が、現在は無数に作れることを指摘している。「膨大な量のアイデアを試せるよね。選ぶのが難しい時もある。昔は24トラックしかなったから、ドラム、ベース、基本的なギターとかが終われば、あとは数トラックしか残ってなかった。だからレコーディングで最後の数本に何を入れたいのか、事前に自分がやりたいことを明確にしておく必要があった」と彼は述べている。

 インタビューではさらに、バンドをやっていなければ何をしていたか(ピートはバリスタ、リヴァースは英文科の教授、ビリージョー会計士)や、バックアップのバンド名などについて語っている。

グリーン・デイ/ウィーザー/フォール・アウト・ボーイのメンバーが米ビルボード誌表紙を飾る、初めての出会いなどを明かす