欧米では女性にドアを開けてあげたり、先に道を通すなどレディーファーストが身についている男性が多い。最近飛行機を利用したアメリカ人男性が、妻を思いやる夫の姿に感動し「これが愛だよね」とSNSに写真を投稿したが、感銘を受ける人は少なかったようだ。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

米インディアナ州エバンズビルで、指導プログラムやコミュニティイベントなどを通し若者を励まし意識改革に努める非営利団体「Young & Established」の代表コートニー・リー・ジョンソンさん(Courtney Lee Johnson)が、今月5日にTwitterに投稿した写真とコメントが物議を醸している。

飛行機を利用した際の出来事を投稿したものだが、写真には3列シートに横たわって眠る女性とそばで女性の夫とみられる男性が立ったまま妻の顔をうかがう様子が捉えられていた。コートニーさんは「この男性は妻が眠れるように6時間ずっと立ちっぱなしでいました。これが愛だよね」と記した。

どうやらこの男性は、自分の妻がゆったりと眠れるように席を譲って自分は通路に立ちっぱなしだったと見られる。コートニーさんは、この男性の妻を思いやる姿に美しい夫婦愛を感じたようだ。この投稿には多くの人が関心を寄せ16,000件以上もの“いいね”がついた。しかし2,600件以上ものコメントには、思いがけないほどの反対意見が集まった。

「いや、夫が座った膝の上に頭をのせて妻は寝ることもできたはず」
「これは愛じゃなくて妻のわがままだよ」
「これが愛だというなら僕は結婚しないな」
「私はこんな妻にはなりたくない」
「なんでこの妻は6時間も夫を放置できるの!」

多くの人が妻である女性を「利己的」と非難したが、なかには「もしかしたら奥さんが病気だったかもしれないね」と擁護する声もあった。またコートニーさんは、集まった反対意見に怒りを感じることも無く「この男性は私よりも強いんですよ。だって私が同じことをしたいと思っても、こんなに長時間は立っていられないだろうからね(笑)」とあくまでも中立的なコメントを返している。

画像は『Courtney Lee Johnson 2019年9月5日付Twitter「This guy stood up the whole 6 hours so his wife could sleep.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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